VOITURE[ヴォワチュール] VOITURE[ヴォワチュール]

スマートな車買取・査定を学ぶ 検索アイコン 検索アイコン
車買取・査定の基礎知識

中古車購入の諸費用が高すぎる?内訳の解説&少しでも安くするコツ!

中古車 諸費用
  • いいね
  • ツイート
  • はてブ
  • Pocket

中古車を買う際、車両の価格だけでなく、そのほかの「諸費用」もかかる。この費用を考えて予算の計画をしておかないと、車選びの時になって困ってしまうこともある。

しかし何かとややこしそうなのがこの諸費用で、どういう内訳になっているのか?諸費用の計算方法は? 諸費用を安くすることは可能なのか?など様々な疑問が浮かぶ。

そこで今回は中古車購入の諸費用について解説しよう。

easy checkあなたの愛車の価値が
60秒で分かります。

1愛車の種類を選択
2年式を選択
3走行距離を選択
データがありません

申し訳ございません。査定データがありませんでした。

あなたの愛車の価値は

万円

~

万円

です

現在

相場を確認したら一括査定サービスで
実際の価格を比較しよう

愛車の相場を確認したあなたは一括査定サービスを利用することをおすすめする。

一括査定サービスは最大30社に査定依頼できるので高額が狙える。

サービスは無料で愛車情報を入力するだけとかんたんなので是非試してもらいたい。

一括査定を始める

【中古車購入】諸費用だけでどれくらいかかる?

書類

車両本体価格以外の費用のことを「諸費用」と呼ぶが、具体的にどれくらいかかるのか。

その金額は購入する車両や販売先で幅があるが、おおよそ「車両本体価格の10%前後」と捉えておくといいだろう。

例えば車両が100万円だったら、諸費用は10万円前後。150万円の車両だったら諸費用は15万円前後といったところだ。

この諸費用を目安として、諸費用の高い、安いを判断してみるといいだろう。欲しい中古車の車両本体価格が分かっている場合、諸費用の計算にも使える。

ただし、後で見るように必ずしもこの目安に当てはまらない場合もある。諸費用が車両本体価格の10%以上で、他の販売店と比べても明らかに高い料金設定になっているケースなどだ。

だからといって、諸費用が高いとも言い切れないことがあり、その理由は後述しよう。諸費用はそれなりに大きな金額だから、予算を立てる時からしっかり意識しておくのがいいだろう。

中古車の諸費用は2種類

電卓

諸費用は2種類に大別できる。

  • 法定費用:税金等、購入者が納めなければならない費用
  • 代行費用:手続き等のために販売店に対して支払う費用

法定費用の方は、どの購入者であろうとも、どの店で購入するとしても、どんな車を選んだとしても発生する法的な費用だ。後で見るように法定費用にも種類があるが、場合によってはそのいくつかは支払いが不要であることも。

代行費用は文字通り、手続きを店側に代行してもらうことによって発生する手数料だ。これは店が設定するものだから、請求される手数料の種類や名称、金額の幅は店ごとで異なっている。

諸費用は「車両本体価格の10%前後」と説明したが、それは「法定費用+代行費用」の合計金額を指している。

では今から、法定費用と代行費用についてそれぞれ詳しく見ていこう。

法定費用について

税金等の法定費用は6つのタイプがある。

税金等の法定費用は『6つのタイプ』
  • ①自動車税種別割(旧名称:自動車税)
  • ②自動車重量税
  • ③自動車税環境性能割(廃止:自動車取得税)
  • ④自賠責保険料
  • ⑤リサイクル料金
  • ⑥消費税

令和に入って自動車についての税金で一部、「制度廃止・新制度導入」「名称変更」が行われたため、1と3では新旧の名称・制度をともに挙げている。

ここから分かるように、税金、保険、リサイクル料金をまとめて法定費用という。

1.自動車税種別割(旧名称:自動車税)

コンパクトカー

令和元年10月1日から自動車税は「自動車税種別割」という名称に変更された。変わったのは名称のみで、制度内容は以前と変わりない。

自動車税とは、都道府県が自動車の所有者に課す地方税のひとつだ。公道を走ることができる車、つまりナンバープレートのついた車に発生する税金だ。そのため、車を購入した際には必ず支払うことになる。

納期は原則5月中で、毎年1度、1年分をまとめて支払う。

なお、4月1日以後に中古車を購入した場合、その購入月の翌月から翌年3月末までに支払う分を登録時に納める。例えば、10月に購入・登録した場合、11月から3月までの分を支払うことになる。

ただし、軽自動車(総排気量660cc以下)の場合、「軽自動車税(種別割)」の課税となり、自動車税のように購入・登録時、購入月の翌月から翌年3月末までに支払う分の納税といったものはない。

翌年度からこの税を納めることになる。軽自動車の標準税額は「10,800円」だ(最初の新規検査から13年を経過した車両は重課税率が適用され、12,900円となる)。

自動車納税通知書

【2023最新】13年超えの車の自動車税・重量税の増税額一覧《早見表》

新規登録から13年超えの自動車は『約15%増税』になる 環境に優しい自……続きを読む

自動車税種別割の税額

自動車税は排気量によって税額が異なる。また、初回新規登録が「2019年9月30日以前の車」と「2019年10月1日以降の車」とでは税額が変わっている。2019年10月1日以降に初回新規登録をした車は税率が引き下げられている。

ここでは、2019年10月1日以降に初回新規登録された乗用車の標準税率を紹介する。

表内での4月といった月は「中古車の登録月」を表わしている。4月に購入・登録した場合、その購入・登録月の翌月から翌年3月末までの支払いとなるので、「5月から3月までの11ヵ月分」の課税額が表内に示されている。

車 種 別 年税額 登録月毎の月割税額
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
乗
用
車
総排気量 1.0 ㍑以下 33,900 31,000 28,200 25,400 22,600 19,700 16,900 14,100 11,300 8,400 5,600 2,800
1.0 ㍑超 1.5 ㍑以下 39,600 36,300 33,000 29,700 26,400 23,100 19,800 16,500 13,200 9,900 6,600 3,300
1.5 ㍑超 2.0 ㍑以下 45,400 41,600 37,800 34,000 30,200 26,400 22,700 18,900 15,100 11,300 7,500 3,700
2.0 ㍑超 2.5 ㍑以下 51,700 47,300 43,000 38,700 34,400 30,100 25,800 21,500 17,200 12,900 8,600 4,300
2.5 ㍑超 3.0 ㍑以下 58,600 53,700 48,800 43,900 39,000 34,100 29,300 24,400 19,500 14,600 9,700 4,800
3.0 ㍑超 3.5 ㍑以下 66,700 61,100 55,500 50,000 44,400 38,900 33,300 27,700 22,200 16,600 11,100 5,500
3.5 ㍑超 4.0 ㍑以下 76,400 70,000 63,600 57,300 50,900 44,500 38,200 31,800 25,400 19,100 12,700 6,300
4.0 ㍑超 4.5 ㍑以下 87,900 80,500 73,200 65,900 58,600 51,200 43,900 36,600 29,300 21,900 14,600 7,300
4.5 ㍑超 6.0 ㍑以下 101,200 92,700 84,300 75,900 67,400 59,000 50,600 42,100 33,700 25,300 16,800 8,400
6.0 ㍑超 127,600 116,900 106,300 95,700 85,000 74,400 63,800 53,100 42,500 31,900 21,200 10,600
自動車税種別割
月割課税額
総排気量 車種例 年額(12ヵ月) 4月(11ヵ月) 5月(10ヵ月) 6月(9ヵ月) 7月(8ヵ月) 8月(7ヵ月) 9月(6ヵ月)
1000cc以下 ライズ(トヨタ)
ルーミー(トヨタ)
25,000円 22,900円  20,800円 18,700円 16,600円 14,500円 12,500円
1000cc超
1500cc以下
ノート1.2e-POWER(日産)
フィット(ホンダ)
30,500円 △ 〇 〇 × 〇 〇
1500cc超
2000cc以下
ヴォクシー(トヨタ)
セレナ(日産)
36,000円 △ 〇 〇 × 〇 〇
2000cc超
2500cc以下
エルグランド(日産)
クラウン(トヨタ)
43,500円 △ 〇 〇 × 〇 〇
2500cc超
3000cc以下
ランドクルーザープラド(トヨタ)
ベンツGクラス
50,000円 × 〇 〇 × 〇 〇
3000cc超
3500cc以下
ハリアーハイブリッド(トヨタ)
レクサスIS
57,000円 × 〇 〇 × 〇 〇
3500cc超
4000cc以下
フェアレディZ(日産)
ベンツSクラス
65,500円 × 〇 〇 × 〇 〇
4000cc超
4500cc以下
ランドクルーザー200系(トヨタ)
メルセデスAMG・GT
75,500円 × 〇 〇 × 〇 〇
4500cc超
6000cc以下
センチュリー(トヨタ)
LC(レクサス)
87,000円 × 〇 〇 × 〇 〇
6000cc超 エスカレード(キャデラック)
グランドチェロキー(ジープ)
110,000円 × 〇 〇 × 〇 〇
月割課税額
総排気量 車種例 10月(5ヵ月) 11月(4ヵ月) 12月(3ヵ月) 1月(2ヵ月) 2月(1ヵ月)
1000cc以下 ライズ(トヨタ)
ルーミー(トヨタ)
10,400円 8,300円  6,200円 4,100円 2,000円
1000cc超
1500cc以下
ノート1.2e-POWER(日産)
フィット(ホンダ)
△ 〇 〇 × 〇
1500cc超
2000cc以下
ヴォクシー(トヨタ)
セレナ(日産)
△ 〇 〇 × 〇
2000cc超
2500cc以下
エルグランド(日産)
クラウン(トヨタ)
△ 〇 〇 × 〇
2500cc超
3000cc以下
ランドクルーザープラド(トヨタ)
ベンツGクラス
× 〇 〇 × 〇
3000cc超
3500cc以下
ハリアーハイブリッド(トヨタ)
IS(レクサス)
× 〇 〇 × 〇
3500cc超
4000cc以下
フェアレディZ(日産)
ベンツSクラス
× 〇 〇 × 〇
4000cc超
4500cc以下
ランドクルーザー200系(トヨタ)
メルセデスAMG・GT
× 〇 〇 × 〇
4500cc超
6000cc以下
センチュリー(トヨタ)
LC(レクサス)
× 〇 〇 × 〇
6000cc超 エスカレード(キャデラック)
グランドチェロキー(ジープ)
× 〇 〇 × 〇

表内で総排気量ごとに車種の例を挙げているが、ひとつの車種にエンジンが異なるタイプが複数設定されている場合も多いので、詳しくは実際の車両情報をチェックしてほしい。

自動車税は排気量で税額が定められているので、国産車・外車で金額が変わることはない。

2.自動車重量税

道路に止まった車

自動車重量税は、車検の際に自動車の重量に応じて課税される国税だ。

自家用乗用車、軽自動車どちらも対象で、新車購入の初回登録時および継続車検の際、次回の車検までの3年ないし2年間の税額をまとめて納めることになる。

通常、車検証の有効期限が切れた中古車を購入する場合、2年分を支払うことになる。

その反対に車検付きの中古車であれば、次の車検まで自動車重量税を支払う必要はない。

車両重量 エコカー エコカー(本則税率) エコカー外
右以外 13年経過 18年経過
軽自動車 免税 5,000円 6,600円 8,200円 8,800円
0.5t以下 免税 5,000円 8,200円 11,400円 12,600円
~1t 免税 10,000円 16,400円 22,800円 25,200円
~1.5t 免税 15,000円 24,600円 34,200円 37,800円
~2t 免税 20,000円 32,800円 45,600円 50,400円
~2.5t 免税 25,000円 41,000円 57,000円 63,000円
~3t 免税 30,000円 49,200円 68,400円 75,600円

※2019年5月1日からの税額

表のように車両重量は0.5トンごとに金額が増えていく。軽自動車だけは車両重量にかかわらず一律の税額をとっている。

なお、エコカーとして認定された車を対象とした「エコカー減税」が導入されている一方、13年が経過した車など低年式の車両の場合には税が重たくなる仕組みだ。

自動車重量税についても自動車税と同じく、外車だから高くなるということはない。

3.自動車税環境性能割(廃止:自動車取得税)

車

自動車取得税が廃止され、2019年10月以降から「自動車税環境性能割」という制度が導入された。

かつての自動車取得税については、自動車購入時、取得価格に対して課される税で、税率は登録車3%、軽自動車2%だった(エコカー減税により、軽減されることも)。

「自動車税環境性能割」についても車の購入時に課される税で、こちらは燃費性能(燃費基準値達成度)に応じて新車、中古車を問わず、「登録車0~3%、軽自動車0~2%」の税率となる。

簡単にいえば、燃費のいい車ほど税が軽くなる仕組みだ。

税額の具体的な計算方法は、

  • 取得価額× 環境性能割の税率(非課税、1%、2%など)= 環境性能割の税額
通帳に書かれたTAXの文字

自動車税と取得税は何が違う?車にかかる税金の種類を全て徹底解説!

自動車にかかる税金の種類 車を購入・維持するためにかかる税金には状況に……続きを読む

中古車の場合、取得価格というものの算出方法が少しややこしいが、以下のような計算で出すことができきる。

課税標準基準額×残価率=取得価額(1,000円未満切捨て)

この課税標準基準額というのは「車検証に記載の車体番号や型式などから車の種類やグレード等を判断し、その自動車の新車価格からおよその値引き額を引いた金額」のことをいう。

課税標準基準額の目安としては、新車価格の90%程度だ。これを課税標準基準額として残価率をかける。

残価率とは「自動車の初年度登録からの経過年数により算出される掛け率」のことをいう。新車購入時の車の価値を100%とした場合、年月が経つにつれてその車の価値が落ちていくため、残っている車の価値の割合を示す残価率は下がっていく。

経過年数 1年 1.5年 2年 2.5年 3年 3.5年 4年 4.5年 5年 5.5年 6年 6.5年~
残価率(%) 自家用乗用車 68.1% 56.1% 46.4% 38.2% 31.6% 26.1% 21.5% 17.7% 14.6% 12.1% 10.0% 0.0%
軽自動車 56.2% 42.2% 31.6% 23.7% 17.7% 13.3% 10.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

なお、取得価格が50万円以下の場合は課税されない。

対象車
(自家用乗用車)
登録車 軽自動車
2021年3月まで 2021年4月以降 2021年3月まで 2021年4月以降
電気自動車等 非課税 非課税 非課税 非課税
★★★★かつ2020年度燃費基準+20%達成車
★★★★かつ2020年度燃費基準+10%達成車 1.0%
★★★★かつ2020年度燃費基準達成車 1.0% 2.0% 1.0%
上記以外の車 2.0% 3.0% 1.0% 2.0%

課税標準基準額と残価率をかけた取得価格に上表の環境性能割の税率をかけることで、環境性能割の税額を出すことができる。

ややこしい説明が続いたが、このように環境性能割を正確に算出することはできないので、詳しく知りたい方は、購入予定の車両が見つかってから販売店に確認してみるといいだろう。

4.自賠責保険料

電卓

自賠責保険は、法律で加入が義務付けられている強制保険だ。交通事故の際、「被害者」を救済することを目的としている。

自賠責保険料は自動車一台ごとの加入が義務付けられているため、二台目の車を購入する場合にも支払わなければならない。

自賠責保険は車検ごとに更新されるため、車検から次の車検までの期間の保険料を加入時にまとめて支払うことになる。

車検の残り期間のある中古車を購入する場合、購入・登録月から次の車検までの期間の保険料(「自賠責保険未経過相当額」)を支払う必要がある。

机に並べられた車と保険と書かれた紙

車売却時の保険手続きはどうする?損しない任意保険&自賠責の手続き!

車売却・下取り時に問題になる"任意保険"と"自賠責保険"とは? そもそ……続きを読む

自賠責保険料については、令和3年(2021年)4月1日以降始期の契約に適用される金額は以下の通りだ。

  • 自家用常用自動車(保険期間24ヵ月):20,010円
  • 軽自動車(保険期間24ヵ月):19,730円

この金額は昨年の自賠責保険料よりも値下がりしている。交通事故の減少がその背景らしい。

加入年、車の種類、保険期間で保険料は異なるため、購入時の状況に合わせてチェックするのがいいだろう。

5.リサイクル料金

メンテナンス中の車

将来的に廃車する際に必要となる費用を車購入時に前もって支払っておくものがリサイクル料金だ。これも義務付けられている。

リサイクル料金はいくらかかるか?については、車種等で変わってくるが目安としては以下の通りだ。

  • 普通自動車:10,000円~18,000円
  • 軽自動車・小型自動車:7,000円~16,000円

詳しく知りたい方は「自動車リサイクルシステム」や自動車メーカーの公式サイトで確認できる。

財布とお金

ディーラーの車下取りでかかるリサイクル料金とは?思わぬ費用に注意

車下取り時のリサイクル料金について 平成17年1月1日から、車を購入す……続きを読む

6.消費税

振り込みの確認

法定費用のひとつとして消費税がかかる。自動車購入は軽減税率(8%)の適用外なので、2021年現在では10%。車両本体だけでなく、オプションや代行費用にもかかってくる。

車購入は大きな買い物なので、消費税もしっかり意識しておこう。

クレジットカード

車の買い時は消費税増税前がお得?それとも増税後?【2023年対策】

消費税増税を含め『3つの税金』を考える 増税に関連してまず考える必要が……続きを読む

代行費用について

代行費用は手続きを店側に代行してもらうことによって発生する手数料だ。

税金等の法定費用は『6つのタイプ』
  • ①登録代行費用
  • ②車庫証明代行手数料
  • ③納車費用・陸送費用
  • ④クリーニング費用

代行費用は法定費用と違って店が設定するものだ。繰り返しになるが、手数料の種類や名称、金額の幅は店ごとで異なっている。上に挙げたのは主に費用だから、具体的には店ごとの確認が必要だ。

1.登録代行費用

残価設定ローンの説明

購入した車の名義変更や移転登録などの手続きを店側に代行してもらう費用が「登録代行費用」だ。

自ら運輸支局の窓口で手続きすることは可能だが、煩雑なため、店にお願いするのが一般的だ。

中古車の名義変更の際、例えば移転登録手数料、ナンバープレート代などの費用もかかるが、この登録代行費用というのは代行手数料だ。そのため、決まった金額というものが存在するわけではない。

相場は2,3万~5万円だといわれている。

2.車庫証明代行手数料

下取りに出した車

車を購入時、自動車の保管場所を持っていることを証明する必要がある。

車庫証明と呼ばれるものだが、手続きは最寄りの警察署で行う。一度窓口で必要書類を受け取って、記入後、提出するという流れだ。

代行手数料は1万~2万円ほどが一般的だ。

車庫証明は自分でも取得しやすいものなので、手間ひまを惜しまず、諸費用をなるべく安く済ませたい方はご自身でやってしまうといいだろう。

車庫証明書

車庫証明が必要な場面は?取り方・費用・書き方・注意点【全知識】

車庫証明の申請手数料とポイント 申請手数料は2,000円程度で、証明書……続きを読む

3.納車費用・陸送費用

廃車のレッカー

中古車販売店から自宅まで送ってもらうための費用が納車費用だ。自分で車を取りに行けば無料になることもある。

金額については納車のための距離でまちまちだが、近隣の店であれば相場は「~1万円」ほど、周辺の県からだと「2万円台」、遠方であれば「3万円~」と言われている。

陸送費用は店が車両保管場所から車を店まで運ぶための費用のことをいう。そのため近隣の店で買ったとしても、遠くからの取り寄せとなり、陸送費用が加えられる場合もある。

4.クリーニング費用

消臭スプレーと掃除道具

納車の前に、クリーニングにかかる費用を請求されることがある。クリーニング費用は、納車費用の一部として請求されることもある。費用としては数万円という金額が一般的だ。

中古車の諸費用が高いといわれている店について

業者同士の話し合い

中古車の諸費用についてネット情報を調べているとき、「ガリバーで中古車を購入すると、諸費用が高い」というようなものが出てきた。

車両状態など類似した条件の車両で、ガリバーと他店の価格を比較すると、ガリバーがかなり高く、その原因が諸費用にあるという。

なぜ諸費用が高いのかといえば、ガリバー独自の保証やオプションサービスによって価格が高くなってしまうとのこと。中古車購入後の故障やトラブルを回避できる安心サービスが充実しているためだ。

このような事情があることから、どの店かに限らず、諸費用の内訳を細かくチェックしてみることが大切だ。その内容を見て、節約できそうなところがあれば削るといい。

費用の項目によっては絶対に削れないものもあるので、上述のような諸費用の概要をまずはおさえておこう。

中古車の諸費用を安くする方法とは?

車の契約をする男性

先に見たように、中古車の諸費用というのは、法定費用と代行費用からなっており、金額にしておおよそ車両本体価格の10%前後となる。

法定費用の方は税や保険に関わるものなのでこちらでどうにかできるものではないが、代行費用を削ることなら可能だ。

例えば車庫証明をこちらでやると節約につながるし、自ら販売店に車を取りに行くことで納車費用をカットすることもできる。

また、代行費用とは店側が設定しているものだから、購入の前、代行費用のいずれかを無料するなどできないか交渉してみるのも一つの手だ。

中古車の諸費用を無料にする方法

ポイント

中古車購入の際、諸費用を事実上、無料にする方法がある。それは現在乗っている車をできる限り高値で売却することだ。

諸費用の金額は車両本体価格の10%前後なので、車両が100万円であれば諸費用は10万円前後が相場であり、150万円の車両であれば15万円前後が相場だ。

この金額分を買取金で充てることができれば、購入できる車の選択肢の幅も広がるだろう。では、車を可能な限りの高値で売却するためにはどうすればいいか?

そのために一括査定サービスで買取を行うのがおすすめだ。

カーセンサー

【2023年1月21日最新情報】

実際に編集部所有の日産ノートを査定した結果、最も高い買取額が出たのは『カーセンサー』だった。

ノート

査定結果は、ディーラー下取りよりも17万円も高い値段がついた。

理由は簡単だ。カーセンサーはたった一度きりの申し込みで複数の買取店に査定依頼できるため、“こちらが何もせずとも査定額を吊り上げてくれる"からだ。

トレーダー

仮に買取店5社が競合した場合、各買取店は他の業者以上の買取額を提示しないと買取成立しない。よって業者間が自然に競合状態になり、最低額がどんどん高くなる仕組みだ。

  • 確実に高価買取を実現させたい
  • 正確な査定相場を知りたい
  • 時間と労力を費やしたくない方
  • 交渉が面倒な方&苦手な方

このような方に欠かせないおすすめのサービスが『カーセンサー』なのだ。

\ CMでもお馴染み♪ /

カーセンサー
無料一括査定はこちら

市区町村問わず、全国の大手買取店から中小買取業者まで1000社以上提携しているため、県内全域で出張買取に対応。

わずか1分程度の申し込みで自宅にいながら査定してもらえる出張査定は手軽。さらに、大手リクルート社運営のため、初めての方でも利用しやすいサービスだ。

あなたの地域で車を高く売るなら間違いなくカーセンサーがおすすめだ。どこに売ればいいのか悩んだら、まずはカーセンサーを利用しよう。

\ 愛車の正確な査定額を知る /

カーセンサー
無料一括査定はこちら

まとめ

中古車 諸費用

今回は中古車購入の諸費用について見てきた。

車両本体価格以外の費用のことを「諸費用」と呼ぶが、おおよそ「車両本体価格の10%前後」と捉えておくといいだろう。

  • 法定費用:税金等、購入者が納めなければならない費用
  • 代行費用:手続き等のために販売店に対して支払う費用

諸費用はこの2種類に大別できる。

法定費用の方は税や保険に関わるものなのでこちらでどうにかできるものではないが、代行費用を削ることなら可能だ。

例えば車庫証明をこちらでやると節約につながるし、自ら販売店に車を取りに行くことで納車費用をカットすることもできる。代行費用のいずれかを無料するなどできないか交渉してみるのも一つの手だ。

  • いいね
  • ツイート
  • はてブ
  • Pocket

都道府県を選択

市町村を選択

pickup service

車検切れ、故障した愛車を
必ず買取する「ハイシャル」

ハイシャル

走行距離10万km以上の車、15年前の車や故障した車などは中古車市場では全く価値がない。そのため買取業者やディーラで買い取ってもらうのはほぼ不可能だ。それどころか処分費用を請求されることもある。

しかし、ハイシャルならそんな愛車でも買取が可能だ。ハイシャルは海外に輸出やパーツや資源としてリサイクルすることで価値を生み出し、買取が可能なのだ。想像以上の価格が付くこともある。

愛車がボロボロなのはわかっているが、少しでも高い値段で買い取ってほしいと思うなら、ハイシャルで査定をすべきだ。カンタン20秒で無料依頼ができる。ぜひ一度試すべきだ。

ハイシャルで
愛車の価格をチェックする

関連記事

  • 騙されてない?車の出張査定には悪徳業者がいる【トラブル対処法】

  • 【2023最新】盗まれやすい車ランキングTOP10!ワースト1はあの車種

  • 【最新対処法】車買取時の名義トラブル!変更してくれない場合の秘策

  • 中古車査定で『エアロ』は買取額UP!純正エアロの査定額は特に高い

  • 「不動車を売らないのはデメリットだけ」今すぐ売れる高価買取店へ!

  • 【実録】査定士も驚愕!車買取で『96万円』査定額を引き上げた交渉術

  • 「トラブルが嫌ならヤフオクで車売るのはやめとけ」個人売買はするな

  • 『女性も安心』車査定に行ける3つの方法&立会人によるリスク!

  • 車一括査定とは?知らないと損する必須知識と注意点【まとめ】

  • 車売却で【住民票】が必要なケース!記載内容は?疑問点を残らず解説

  • 日本の中古車は海外で大人気!輸出でも高く売れる買取車の『4つの特徴』

  • 「事故車でも高く売れる!」3つの理由&高価買取に必要なコツを公開

  • 車買取で起きる再査定(二重査定)とは?減額されたときの『3つの対処法』

  • 車査定時にステッカーがあると減額!今すぐキレイに剥がす5つの方法

  • 売る前に知りたい車買取と下取りの違い【メリット・デメリット解説】

馬鹿らしい自動車の維持費を払いたくない!見直し方法&節約するコツ

【車種別】5人乗りの人気中古車ランキング!安い・かっこいい車一覧

price check

愛車の買取相場をチェック

ユーカーパック

check trader

ユーネクスト

ranking

  1. カーセンサー

    カーセンサー
    オススメ

  2. ユーカーパック

    ユーカーパック

  3. ナビクル

    ナビクル

special

そんな方法があるなんて!?

値引き63万に成功した交渉術を限定公開

popular post

  1. 【2023最新】13年超えの車の自動車税・重量税の増税額一覧《早見表》 (515,054pv)

  2. 【2023決定版】国産の人気車種はコレだ!ランキング上位を一挙公開! (394,875pv)

  3. オービス徹底解剖!光り方・速度・設置場所・通知後の対策《2023版》 (317,261pv)

  4. 【2023決定】かっこいいファミリーカー人気ランキング!満足度も最高 (251,568pv)

  5. 【2023最新】ガソリン価格の今後の推移を予測・予想してみる《変動要因まとめ》 (241,773pv)

  6. 車の買い時は消費税増税前がお得?それとも増税後?【2023年対策】 (204,982pv)

  7. 【実録】ディーラーから口止め!新車値引き『63万』に成功した交渉術 (199,004pv)

  8. 【都道府県別】事故発生率ランキング2023&交通事故の最新NEWS一覧 (157,018pv)

  9. 【2023最新】満足度は最強!国産ミニバン人気おすすめランキング15選 (151,717pv)

  10. 損をしている人が多数!?ナンバー変更して車の税金を安くする裏技 (138,221pv)

pick up

  • 車買取・査定の基礎知識

    買取専門店に売却する
    ノウハウから査定の裏側まで

    read more
  • 車下取りの基礎知識

    ディーラー下取りに関する知識

    read more
  • 車一括査定サイト

    ネットから複数の買取専門業者を
    競合できるサービス

    read more
  • メーカー・車種別

    全メーカー・車種別の情報と
    買取相場を公開

    read more
  • 中古車買取業者

    失敗しない中古車買取業者の
    選び方を解説

    read more
  • 車購入のノウハウ

    購入方法、購入時期、リアルな
    値引き交渉術まで解説

    read more
  • 自動車の役立つ知識

    自動車に関する
    "あらゆる役立つ知識"を網羅

    read more
  • 都道府県別の車買取業者

    全国の車買取専門店から
    高価買取業者を選別

    read more

comparison

カーセンサー

業界No.1!最大30社の見積比較

お住まいの地域から車買取店を探す

北海道/東北地方

  • 北海道
  • 青森県
  • 岩手県
  • 秋田県
  • 宮城県
  • 山形県
  • 福島県

関東地方

  • 東京都
  • 神奈川県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 茨城県
  • 栃木県
  • 群馬県

北陸/甲信越地方

  • 新潟県
  • 山梨県
  • 長野県
  • 富山県
  • 石川県
  • 福井県

東海地方

  • 愛知県
  • 岐阜県
  • 静岡県
  • 三重県

近畿地方

  • 大阪府
  • 兵庫県
  • 京都府
  • 奈良県
  • 滋賀県
  • 和歌山県

中国地方

  • 山口県
  • 広島県
  • 岡山県
  • 鳥取県
  • 島根県

四国地方

  • 徳島県
  • 香川県
  • 愛媛県
  • 高知県

九州地方/沖縄

  • 福岡県
  • 佐賀県
  • 長崎県
  • 熊本県
  • 大分県
  • 宮崎県
  • 鹿児島県
  • 沖縄県
  1. VOITURE[ヴォワチュール] TOP
  2. 車買取・査定の基礎知識

category

  • メーカー・車種別
  • 中古車買取業者
  • 自動車の役立つ知識
  • 車下取りの基礎知識
  • 車買取・査定の基礎知識
  • 車買取一括査定サイト
  • 車購入のノウハウ
  • 都道府県別の車買取業者

site infomation

  • サイトマップ
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

Copyright (C) 2025 VOITURE[ヴォワチュール] All Rights Reserved.