「車買取で免許証は絶対に必要…ではない」むしろ必要な書類はコレだ！

「車買取で免許証は不要」だが本人確認がある

車買取で免許証が必要かどうかだが、結論を先に伝えよう。車買取において必ずしも免許証は必要ではない。つまり所有していなくても、車買取は利用できる。何故なら車買取では免許証以外の書類があればいいからだ。

車買取において免許証が必要とされるのは、本人確認を行うためである。本当に車の所有者であるかを確かめるために使われるのだが、これは他の書類でも代替できるのだ。

• 健康保険証
• 民基本台帳カード
• マイナンバーカード
• パスポート

などが代表的な書類である。

免許証以外の本人確認書類一覧

では免許証以外で本人確認ができる書類には、どんなものがあるのかを確認しておきたい。これは前段でも触れたものだが、もう少し詳しく確認をしてみよう。

• 健康保険証
• 住民基本台帳カード
• マイナンバーカード
• パスポート

先程伝えたものと同じ内容になるが、これらの書類があれば車買取に免許証は必要ない。これらの内いずれの書類も用意できない場合は、車買取業者にどのような書類が必要か確認するといいだろう。基本的には上記の書類を用意しておけば問題ない。

【車種別】車売却時に必要となる書類一覧

では次に車買取で運転免許証以外に必要な書類を確認しよう。先程は本人確認のために必要な書類であったが、今回は契約に必要となる書類について紹介していく。

事前に用意するものもあるが、軽自動屋と普通自動車で異なる点もあるので、パターン別に表記しておく。

【軽自動車】必要な書類一覧

では最初に軽自動車を売る時に必要な書類を一覧にしてみる。

• 車検証
• 自賠責保険の証明書
• リサイクル券
• 軽自動車税の納税証明書
• 印鑑（軽自動車は認印可）
• 委任状

となっている。委任状については車買取店やディーラーなど、車の売り先で用意してくれているはずだ。普通自動車と大きく異る点としては、認印でも良いところだろう。普通自動車だと印鑑登録をした実印のみが有効だ。そのため印鑑登録証明が必要になってくる。

だが軽自動車の場合は認印で良いので、印鑑登録証明を用意する必要はない。ただし1つ注意したいのは、引っ越しなどの理由によって車検証に記載の住所と現住所が異なるケースだ。また結婚で名字が変わった時も別途書類が必要になる。

• 住所の場合は住民票の写し
• 名字変更の場合は戸籍謄本

が必要となってくる。

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【普通自動車】必要な書類一覧

次に普通自動車の車買取で必要な書類を確認しておこう。

• 車検証
• 自賠責保険の証明書
• リサイクル券
• 自動車税の納税証明書
• 実印と印鑑証明
• 委任状
• 譲渡証明

以上となっている。前段でも伝えたように普通自動車は、認印が使えないので実印が必要になる。合わせて印鑑証明を用意しなくてはいけない。印鑑証明は印鑑登録をしていないと発行できないので、行っていない人は登録する必要がある。

譲渡証明と委任状はどちらも車買取店で用意してくれるので、こちらで用意しなくてもいい。他には軽自動車と大きな違いはなく、車検証記載の住所や名字と違う場合の対処も同じである。

これらの書類は揃っていないと車買取をして貰えないので、事前に揃っているか確認しておきたい。

書類をなくした？失くして困る書類の対処法＆再発行

車買取に必要な書類を伝えてきたが、書類に抜けがあると契約することができない。だが調べてみると、書類が不足しているといった場合もあるはずだ。そうした時にはどうすればいいのか、その対処法について解説しておこう。

【書類1】車の説明書(車検証)を紛失したときの対処法＆再発行

車買取を利用する上で最も重要な書類が車検証だ。この車検証がもし見当たらない場合はどうすればいいのかを確認したい。基本的に車検証は紛失をするようなものではない。何故なら公道を走る時には携帯しないといけないからだ。

そのため手元に見当たらないといった時は、車のダッシュボードを確認してみるといいだろう。大抵は車検証と一緒にリサイクル券も収納されているはずだ。それでも見当たらない、紛失したといった時には再発行の手続きを取ろう。

車検証の再発行ができるのは、現在のナンバープレートを管轄している陸運支局になる。例えば大阪ナンバーの車だと、これを管轄とする大阪運輸支局で手続きをする形だ。では流れを確認しておく。

1. 管轄の陸運支局へ行く
2. 受付にて手数料納付書と申請書を受け取り、必要事項を記入
3. 再交付手数料を支払う（300円）
4. 窓口に書類を提出する
5. 車検証の再交付を受ける

【書類2】自賠責保険証明書を紛失したときの対処法＆再発行

もう1つ車買取で必須な書類としては自賠責保険の証明書がある。自賠責保険は、車やバイクなどを購入した時に必ず加入する保険だ。加入しない場合には罰則がある。

そのため売却手続きをする時には必須となっているのだ。大抵の場合は、車検証と一緒に保管している。この自賠責保険の証明書が見当たらない場合も、再発行の手続きをする必要がある。方法は以下の通りだ。

1. 自賠責保険の保険会社に連絡をする
2. 保険会社で手続きがある

必要な書類としては以下のものがある。

• 再交付申請書
• 印鑑
• 本人確認書類

再交付申請書は保険会社から送られてくるはずだ。急ぎの場合は保険会社の店舗へ行くと発行して貰える。通常は1週間程度の時間で再交付されるはずだ。ちなみに手数料はかからない。

仮に自賠責保険の保険会社が分からないといった時は、どう対処をすればいいのだろうか。このケースだと車を購入した時の店舗に連絡を入れるといい。記録が残っているはずなので、教えてくれるだろう。

【書類3】軽自動車納税証明書を紛失したときの対処法＆再発行

車買取における必須書類で最も紛失しやすいのが、自動車税の納税証明書だろう。自動車税は毎年支払いをするものであり、5月くらいには納税通知書が自宅に届くことになる。この通知書を持って、金融機関やコンビニで支払いをする形だ。

支払いが終わると領収印を押された半券を貰うのだが、これが納税証明書になる。意外とこの証明書を財布などに入れっぱなしにしていたり、どこかに置いてしまって忘れるケースがあるのだ。

紛失しないためには、納税証明書も忘れない内に車検証と一緒に保管しておくのがおすすめだ。では納税証明書を紛失した場合の再発行についても記載しておこう。ただ軽自動車と普通自動車で扱いが異なるので、どちらも紹介しておく。

• 市区町村の窓口で再発行の手続きを取る
• 車検証、印鑑、本人確認書類が必要となる
• 軽自動車の場合は申請書と切手を貼った返信用封筒を用意すれば郵送での依頼もできる

次に普通自動車を見ておこう。

• 車のナンバーを管轄とする陸運支局、または都道府県の税事務所で手続きをとる
• 車検証と印鑑が必要

車買取店で代行取得して貰うことも可能だが、この場合は手数料が数千円かかる。

まとめ

車買取に運転免許証は必要なのかについてまとめてみた。車買取では本人確認をするための書類が必要になる。そこで免許証の提示を求められるのだが、持っていなくても他の書類で代替できるため、必須ではない。

代替できる本人確認用の書類は以下のものになる。

• 健康保険証
• 住民基本台帳カード
• マイナンバーカード
• パスポート

以上のうちいずれかを用意しておけば、本人確認で不備を問われることはないだろう。