車買取後の帰りの移動手段は？送迎あり？なし？帰宅に困らない方法

車買取で引き渡し後は帰る移動手段は『業者ごとで異なる』

車買取り後の移動手段についてなのだが、先に結論から見ておきたい。これは業者によって異なるのだ。

と大きく分けて3つの対応がある。どの対応を取っているのかは業者次第になるので、持ち込み査定をする前に確認をとっておくといいだろう。どのパターンに該当するのか知ることで、業者選びの基準にもなるはずだ。

【ケース①】自宅まで送迎

車買取で持ち込みをした場合、自宅まで送迎してくれるパターンがある。これはタクシーではなく、買取店のスタッフが自宅まで送迎してくれるというパターンだ。

• 対応できるエリアが限られるケースがある
• 事前に相談しておかないとダメなケースもある

といった点に注意しておきたい。

特に対応できるエリアがある場合、遠方からの持ち込みだと帰りは自腹で公共の交通機関を利用することになるだろう。またスタッフの予定を確保するためにも、必ず事前に相談しておきたい。

【ケース②】車を引き渡してから一定期間の代車サービス

車買取後の移動手段として、最も楽なのは代車サービスが利用できる場合だ。ただ代車が利用できるかどうかは、新車購入をするかにもかかってくる。

車の乗り換えで売却する場合、同じ店で新車を購入する人が多い。こうした場合は新車が納車されるまでの期間は利用できるといった仕組みだ。

中古車でも整備をしてから引き渡しというケースがあるので、それらの間は利用できるだろう。乗り換える車の購入が前提となるので、売却だけを考えている場合は利用できないと考えるべきだ。

【ケース③】交通費の支給

一般的に車買取を持ち込みでした場合、最も多いのが交通費を支給してくれるケースだろう。

• タクシーの料金
• 公共の交通機関の料金

などの支払いをしてくれるのだが、業者によっては上限がつく場合もある。上限を超えた場合は自腹になるので、どこまで支払いをしてくれるのか確認しておいた方がいいだろう。

またタクシーの料金を支払ってくれるのか、公共の交通機関なのかでも大きく違ってくるはずだ。そのため交通費支給の場合は、移動手段が何を対象としているのかも確認しておくといいだろう。

無料サービスか有料サービスかも買取業者ごとに異なる

持ち込み査定後の移動手段だが、無料なのか有料なのかでも違ってくる。例えば有料になるのだが、送迎してくれる業者もあるのだ。

有料になるが送迎サービスがあるとなると、使い勝手が良いと思う人もいるだろう。ただ有料になることで、どの程度のサービスをしてくれるかは業者による。

そのため有料であるか無料であるのかに関わらず、事前に確認をして欲しい。またはウェブサイトなどから問い合わせのメールを送るといいだろう。

新車購入時のディーラー下取りor中古車買取店でも対応は別

車買取といってもディーラーを利用する場合はまた対応が違ってくる。ディーラーの場合は、買取ではなく下取りという形になるだろう。

その場合は納車されるまでの期間は、代車を利用できるはずだ。新車といっても人気の車種であれば、半年ほど待たされることになる。

その期間中も代車が利用できるのは大きなメリットだろう。ただし代車の場合は車種を指定できないので、乗りなれない車種にあたる可能性もある。

車買取後の移動手段に困らない『出張買取なら自宅で引き取り』

ここまで車買取でも持ち込み査定をした場合、帰りの移動手段がどうなるのかを見てきた。しかし移動手段のことを考えるのなら、最初から出張買取を選択するのも良いだろう。

出張買取は以下のようなものである。

• 自宅または車の保管場所にまで査定員が出張してくれる
• ほとんどの車買取店で無料利用できる
• 業者によっては会社の駐車場なども指定できる

といったサービスだ。つまり車買取店で取引をしないので、帰りの移動手段を考えなくてもいいのである。

出張査定の方が店への持ち込み査定よりもメリットが多い

持ち込み査定よりも出張査定を選ぶと、移動手段を考えなくてもすむのは上述の通りである。さらに加えて出張査定には、持ち込みにはないメリットがあるのだ。そこで出張査定を利用するメリットについて見ていこう。

【メリット①】店を回らずに査定できて時短になる

少しでも高く車を買取してもらいたい場合、1つの業者ではなく複数の業者から査定を受けるのがおすすめだ。しかし持ち込み査定を選んだ場合、1つの業者で査定を受けて、また別の業者を回らなくてはいけない。

しかし出張査定の場合だと、事前に複数の業者に査定を依頼しているといって、同じ日時を指定することができるのだ。

そうすれば複数の業者が同じ日時に査定をしてくれるので時間を無駄に使わずにすむだろう。

【メリット②】複数業者の査定額でリアルな買取相場が分かる

出張査定だと複数の業者から見積もりをもらうのは苦にならない。査定をしてもらって、1つ1つの業者が出した買取額を比較する方法が選択できるのだ。

一般的に査定が終わってから、1週間ほどなら再査定を受けなくてもすむ。そのため1週間以内にどこの業者に売却するのかを決めるといいだろう。

• 業者の価格を比較すれば愛車の買取相場がわかる
• 最初から高値をつけている業者と取引できる

この2つが大きなメリットになるはずだ。買取相場がわかるというのは、とても大事なことである。何故なら買い叩かれることを防げるからである。

買取店としては少しでも安く仕入れをしたいので、相場を知らない相手だとわざと低い額を定時するのも珍しくない。

【メリット③】複数業者を同時査定させて買取額アップを狙える

前段で軽く触れたのだが、業者同士を同時に査定させることには大きな意味がある。それは業者同士が話し合いをして、買取額をアップしてくれる可能性があることだ。

• 自分で価格交渉するのが苦手
• 忙しくてあまり時間が取れない

こういった理由があるのなら、業者同士で話し合いをしてもらうのが最も手軽な方法だろう。特に普段から交渉をしていない人だと、業者に対して値段アップを言えないことが多い。

しかしこの方法であれば、業者同士で値段の調整をしてくれる。業者としては仕入れにつながるため、できれば買取をしたいからだ。ここで値段に納得がいかないのなら、契約をしなくても問題ない。

実際の出張査定の利用の流れ

では実際に出張査定を利用する時の流れを確認していこう。

1. 車買取店に出張査定の依頼を出す
2. 指定した日時に査定を受ける
3. 買取額に納得できれば売買契約をする
4. 車の引き渡しを行なう
5. 入金を確認する

といったような形だ。先ずは車買取店に出張査定の依頼を出すといいだろう。公式のウェブサイトがあれば、大抵はメールで依頼が出せるようになっている。

業者と日時の打ち合わせをして、指定した日に査定を受けるだけだ。査定が終了後に買取額の提示があって、価格交渉もその時にしてもらえる。

買取額に納得がいかなければ、契約をせずに断るといいだろう。納得がいけば契約をして、車の引き渡し日を決める。基本的に入金があるのは引き渡し後である。

車買取の手続きをラクにして高く売るなら”車一括査定”

車買取で出張査定を依頼するとして、1つ1つの業者にメールをするのが面倒に思うかもしれない。その場合には車一括査定を利用するといいだろう。

車の条件などを記入し、申込みをするだけなので仕組みとして同じである。しかし大きく違うのは1つの業者ではなく、複数の業者に対して一括で行えることだ。

入力された条件を元に業者ごとに見積額を教えてもらい、最終的に気に入ったところに連絡をして実際の査定を受けるといった仕組みなので、効率よく車買取を進められるだろう。

まとめ

車買取後における帰りの移動手段について情報をまとめてみた。持ち込み査定をして、その場で売買契約を結んでしまったとしよう。

当日に車の引き渡しをしてしまうと、帰り道の移動手段がなくなってしまうのだ。この時に最も多いのは交通費を支給してくれるパターンだ。他にもスタッフが送迎してくれる場合もある。

ただいずれにしても事前に相談しておく方が無難だ。移動手段を考えるのが面倒な場合は、出張査定を使うといいだろう。