車を売却した場合には、その買取額がいつ振り込まれるのか気になるものだ。特にすぐにお金が欲しいという人は、すぐに振り込んでもらいたいと思うものである。たいてい翌日には振り込まれるだろうと思う人もいるが、実際はそうはいかないケースも多いのだ。
ここでは車を引き渡した後、どれくらいの日数で口座に振り込みされるのか、大手中古車買取店8社の振り込み日数を紹介している。
また実際は車を引き渡したのに入金されないというトラブルもあるので、その対処法もまとめているので参考にしてもらいたい。
「車買取の振り込みはいつ?」大手中古車買取店8社の振込日数《一覧表》
ガリバー | 最短2営業日 |
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ビッグモーター | 不明(おそらく1週間以内) |
カーセブン | 3営業日以内 |
アップル | 店舗により異なる |
カーチス | 不明(おそらく1週間以内) |
ラビット | 不明(おそらく1週間以内) |
ユーポス | 最短で翌日 |
オートバックス | 営業日2日で入金 |
車買取後の入金・振り込みまでは”2日~3日程度”
車買取では買取額は車を引き渡した後に銀行振り込みとなるのが一般的である。車を引き渡したならすぐにお金を手にしたいものだが、実際に自分の口座に振り込まれるまでには時間がかかってしまうものだ。
ただ一般的に大手中古車買取店であれば、車両引き渡しから2日から3日程度で、遅くとも1週間くらいで振り込みとなるはずだ。
ただこれはあくまでその業者の営業日でのことであり、仮に土日祝日を挟んでしまうと、それ以上の期間がかかってしまうこともある。
ユーポスの振り込みは最短で翌日
ユーポスは大阪府を中心に全国に70店舗以上展開している大手中古車買取業者だ。ユーポスは高額買取も魅力の1つではあるが、車買取後の振り込みまでの日数が短いことも魅力だ。
ユーポスで車を買取してもらった場合、車と必要書類を引き渡した翌日にはお客様指定の金融機関に振り込みされるのだ。そのため、すぐにお金が必要、次の車を購入するために1日でも早くお金が必要という人には最適である。
もちろんすぐにお金を振り込みしてくれる業者はこの他にもあるのだが、やはり大手中古車買取業者で信頼と実績があるというのがポイントだ。ユーポスなら振り込まれないといったトラブルはまず考えられないので、安心して車を売ることができるだろう。
オートバックスの振り込みは営業日2日で入金
オートバックスと言えば全国展開している大手カー用品店で、実際にオートバックスでカー用品を買い物した人も少なくないはずだ。最近はオートバックスではカー用品の販売だけでなく、車買取にも力を入れている。
すべてのオートバックスの店舗で買取できるわけはないが、多くの店舗で車査定をおこなっており、顧客満足度も非常に高いのが特徴だ。そしてなんといっても振り込みまでの日数が、2営業日で入金されるのだから驚きである。
つまり月曜日に売買契約を交わしたら、水曜日にはお客様の指定口座に買取額が入金されるのだ。そしてなんといってもオートバックスは知名度も高い大手カー用品店なのだから、トラブルはほとんどなく安心して車買取を依頼できるのもポイントである。
素早く入金・振込をもうらなら必要書類を事前に用意
1日でも早く車を売ったお金が入金・振込されたいという人は、買取業者選びも大事だが必要書類の準備も大切だ。
いくら買取業者がすぐに入金・振込してくれるといっても、必要書類が揃っていなければ売買契約が交わされず、時間がかかってしまう。
ちなみに車買取の際に準備しなければいけない必要書類は以下の通りである。
- 自動車検査証
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 実印
- 印鑑証明書
- 自動車税納税証明書
ちなみに軽自動車の場合は認印でOKのため、実印・印鑑証明書は不要となる。また車検証と住所や姓が変わっている場合には住民票は戸籍謄本は必要となるのだ。
これらの書類を紛失していた場合には、再発行が必要となるため、車を売る前に早めに確認しておくといいだろう。
車の売却から振り込みまでの流れ~全ステップ~
車を売って売買契約を交わし、実際にお金が入金・振込されるまでは以下のように意外と多くのステップがあるものだ。
- 買取業者を探す
- 車査定を受ける
- 査定額に納得したら売買契約を交わす
- 車を引き渡す
- 振込入金される
買取業者に車両を引き渡してから入金・振込されるまでの期間が気になるものだが、意外と時間がかかるのが買取業者選びと査定・交渉だ。
1社だけならスムーズに進むだろうが、安く買い叩かれてしまうため複数の買取業者に査定してもらい競合させるのが高く買取してもらうポイントでもある。
複数の車買取業者に査定を依頼するのがかなり時間がかかってしまうもので、さらにそこから価格交渉となるとかなり時間がかかるのだ。それを短縮するには車一括査定サイトを利用するといいだろう。
車買取で事前に注意すべき入金トラブル一覧
車買取では車を引き渡して、しっかりその買取額が入金されてはじめて取引が終了となる。買取査定額も重要なのだが、いくら高額査定でも入金されなければ意味がないのだ。実際に以下のような入金トラブルもあるので注意したい。
【トラブル①】指定日を過ぎても振り込まれない
一般的に売買契約を交わした時に買取額の入金日についても話があるはずだ。買取業者によっては、2日から3日後とアバウトに指定するところもあれば、〇月〇日と指定されることもあるだろう。入金トラブルであるのが、その指定日を過ぎても振り込まれないというケースである。
買取業者によってはいろいろな手違いで1日や2日振り込みが遅れてしまうことがあり、さらに土日祝日を挟むともっと遅くなってしまうこともある。もしそれ以上経過しても振り込まれないというケースも稀にあるのだ。
実際に悪徳業者などは車は引き渡されて行方をくらますという場合もあるのだ。そのため、もし指定日を過ぎても振り込まれないという場合には、早急に連絡してみるべきである。
【トラブル②】買取業者が倒産した
滅多にあることではないが、買取業者が倒産したために買取金額を受け取れない、振り込まれないというケースもある。もちろん倒産するくらい切迫していたわけだから、資金繰りがうまくいかず買取代金を支払えないのだ。
もし買取業者が倒産してしまった場合は、債権回収という形で買取額の受け取りできる可能性はある。だがその場合でも、買取業者に支払い能力がなければ全額を受け取ることができない場合も少なくないのだ。
買取業者が倒産するケースは十分あり得るのだが、自分の車を引き渡して振込されるまでの短期間で倒産するのはかなり稀である。こういったわずかなリスクも怖いというのであれば、大手買取業者に買取を依頼したほうが安心だろう。
車買取後に振り込みがない場合は”専門機関に依頼”
車買取後、一定の日数もしくは指定の期日を過ぎても買取額の振り込みがない場合には、まずその買取業者に連絡するのが一番だ。何かの手違いの可能性もあるし、連絡することで実際に振込される日がわかるはずだ。
ただ買取額の振り込みがなく、買取業者に連絡をしても音信不通になってしまった、もしくは減額を求められたというケースもある。そんな時には、自分で解決するのではなく以下の専門機関に依頼してみるべきだ。
- 国民生活センター
- 日本自動車購入協会
- 弁護士
国民生活センターならいろいろな契約のトラブルに対応してくれるし、車に関するトラブルは日本自動車購入協会でも対応してくれるだろう。最終的には弁護士に相談してみることも視野に入れておこう。
まとめ
このように車買取業者に車を売却し引き渡した後、買取金額が口座に振り込まれるまでの日数は業者によって若干異なる。その日数は早い業者では翌日、遅くとも1週間以内には振り込みされるのが一般的である。
入金トラブルは滅多にあることではないが、実際にお金が振り込まれないというケースはあるため、普段は禁物だ。そのため車を売る時には買取額も重要だが、業者選びもポイントだ。
もし安心して車を売りたいのであれば、大手中古車買取業者に依頼するのが望ましい。