女性は男性に比べて車に関しての知識は少ない人が多い。そのため、女性が1人で車査定に行くと、スタッフにうまく言いくるめられて、大切な車が安く買い叩かれてしまう恐れもあるのだ。
車査定業者のスタッフも女性だからと舐めて査定してくることも十分に考えられる。そのため、まったくの無策で女性が車を売却するのは非常に危険である。
ここでは、女性が安心して車の査定を受けられる3つの方法を紹介しているので参考にしてもらいたい。
女性でも安心して車売却・査定に出す『3つの方法』
あまり車にくわしくない女性は車売却・査定の際に、査定員に舐められて、安く買い叩かれてしまうこともある。そうならないためには以下の3つの方法がある。
【方法1】女性スタッフが対応してくれる買取店で売却
女性が安心して車売却ができる車買取店は多いのですが、どうしても男性スタッフに対応されると、話しにくいというケースも少なくない。そのため、女性が安心して車を売るには女性スタッフが対応してくれる買取店で売るのがベストだ。
女性スタッフが対応してくれれば、男性のように上から目線で言われることも少なく、気軽に相談できるのもメリットだ。
すべての買取店で女性スタッフがいるわけではないが、大手ならそういった女性客に対応するために女性スタッフが常勤していることが多いのだ。
もちろん、女性スタッフが対応してくれる買取店に限定すると、競合させる業者が少なくなるデメリットはある。だが、それでも言いくるめられて安く買い叩かれるよりはいいだろう。
スタッフがいない場所は事前に連絡しておく
女性が車を売るなら車買取店に女性スタッフがいるかどうか確認するといいのだが、確認だけでなく事前に連絡が必要である。
女性スタッフがいても必ずしもその方が対応してくれるとは限らないため、査定を申し込み前に以下のような確認も必要だ。
- ホームページで女性スタッフがいるか確認
- 直接電話やメールで女性スタッフ希望を伝える
- 女性スタッフ以外の対応なら交渉しないと伝える
また、スタッフがいない買取店だった場合も、女性スタッフがいないなら交渉しないということを事前に伝えお断りすることも重要だ。そうしないと、いつまでもしつこく営業の電話がかかってくる恐れがあるからである。
【方法2】交渉しなくていい買取サービスを利用する
車を少しでも高く売るには、買取業者との交渉は必須である。交渉が苦手という女性も少なくないが、そういう人ははじめから交渉しなくていい買取サービスを利用するといいだろう。
交渉不要の買取サービスを利用する流れは以下の通りである。
- 買取サービスに申し込みをする
- 査定日の調整
- 自宅または施設で査定してもらう
- 専用サイトに車を出品する
- 入札される
- 一番高い買取店に売却をする
オークション形式で車を売るため、苦手な交渉もする必要がないのがメリットだ。しかも、全国の買取店が入札をするため、競い合って入札するため何もしなくても高価買取になる可能性も十分に考えられるのだ。
買取サービスを運営している業者を介して売買するため、車買取業者とのトラブルが少ないのもメリットである。
【方法3】知り合いに立会人になってもらう
女性が安心して車査定を受ける方法としては、自分一人だけじゃなく知り合いに一緒に査定に立ち会ってもらうのも1つの方法だ。特に車に詳しい知人、車関係の仕事をしているなら、いろいろな理由をつけて安く買い叩かれる心配もないだろう。
実際は知り合いが車にそれほど詳しくなくても、車買取業者側からすればプレッシャーに感じるはずである。特に査定に立ち会う人は男性だと効果的だ。
そのため、最初からある程度高額の査定額を提示してくる可能性は十分に考えられる。特に交渉上手な人だと効果的だろう。
また、1人だけだといろいろと不安なことも多いが、知人がいれば安心して交渉もできるし、査定額に納得がいかずに断る時も断りやすくなるはずである。
車の売却に立会人を呼ぶには『2つのリスク』がある
車売却の際に立会人を呼べば、女性だからと査定士に舐められることもないし、しっかりと交渉できるというメリットがある。だが、その一方で以下のような2つのリスクがあることも忘れてはいけない。
【リスク1】立会人に査定額が知られてしまう
車を売れば少なからず現金が手に入るはずだ。車にもよるが、時には100万円を超える現金を手にすることもできるだろう。そして知人に査定に立ち会ってもらうことで、大幅な査定額アップも見込めるのだ。
だが、リスクとしてはその立会人に車がどれくらいで売れたのか知られてしまうことがある。一緒に交渉しているわけだから当然と言えば当然だ。しかも、立会人がうまく交渉したことで数万円も高く売れることもあるだろう。
そうなると、立会人に謝礼をしなければいけないわけだし、いくらで売れた、どれくらいの現金を手にしたということも周囲に知られてしまうこともある。
【リスク2】立会人の意見に流されてしまう
立会人にはおそらく車に詳しい男性にお願いすることだろう。場合によっては、自分ではなくその立会人が車買取業者を交渉を始めることだってあるかもしれない。もちろんそれにより高価買取になるケースもあり悪いことではない。
だが、あくまで車をいくらで売るかは自分次第である。それが立会人に一任してしまうと、その意見に流されてしまうことだってあるのだ。場合によっては、自分が売りたいと思った額にも満たない金額で交渉成立してしまうこともあるかもしれないのだ。
そこで売らないとはなかなかならなくなってしまうものだ。そうならないためには、立会人はあくまでアドバイスをしてくれる程度にお願いし、あくまで主導権は自分にあることは忘れてはいけない。
まとめ
女性が1人で車を売却するとなると、どうしても安く買い叩かれてしまう恐れがある。信じがたいことだが、車買取店は少しでも安く買い取りたいため、女性はカモになってしまう危険性はあるのだ。
だが、そんな時でもここで紹介した方法を用いれば十分高価買取も期待できる。特に車に詳しくない女性や、強気に交渉するのが苦手という女性は1人で男性のスタッフと交渉しないほうがいい。
また、店頭で査定してもらうと他のスタッフもいるため、より断りづらくなるのでそれも避けたほうが無難だ。