事故車や不動車などの廃車寸前の車は、どうしてもレッカー移動が必要となるものだ。レッカー移動となると、やはりレッカー費用がかかってしまうもので、意外とこの費用はバカにならないものだ。
JAFなどの会員にもなっていなければ高額になってしまうのだ。ここではレッカー移動する際にかかる費用や時間をまとめている。
そして廃車にするのであればレッカー代が無料の買取業者がおすすめなのだが、その理由についても解説しているので参考にしてもらいたい。
廃車をレッカーするなら無料買取業者がおすすめ
事故車や不動車などを売る場合には、基本的に車は動かせないためレッカーが必要となってくるものだ。自分で解体業者に持っていってスクラップしてもらう場合はもちろんだが、買取業者によってはレッカー費用がかかってしまうこともある。
レッカー代はかなりの費用がかかってしまうため、もし廃車をレッカーするなら無料買取業者がオススメだ。任意保険のロードサービスなどではレッカー代無料というケースもあるが、これはあくまで事故現場からの移動であるため自宅から買取業者にレッカーする場合は対象外だ。
無料買取業者であれば、自宅はもちろん事故現場からのレッカー代も無料となる。
レッカー専門業者を自ら手配すると”有料”
廃車にする場合に解体業者まで自らレッカー専門業者に連絡をして手配する人も少なくないはずだ。だが個人でレッカーを依頼すると有料になることはもちろんだが、その額も高額になることがほとんどである。
事故を起こしてとりあえず事故現場から自宅まで車を運んで、そこから車買取業者に買取査定してもらうとなると、自宅までのレッカー代がかかってしまうだろう。
もし無料買取業者に依頼すれば、自宅に持ってこないですぐさま買取業者や解体業者にレッカーすることになるが、レッカー代はかからないのだ。
レッカー代を個人で手配すると数万円かかってしまうのがほとんどで、距離によっては驚くほどの額になってしまうこともあるだろう。もし売却するつもりなら、はじめから無料買取業者に相談してみるといいだろう。
レッカー移動にかかる所要時間と費用
レッカー移動をする場合には、どれくらいの所要時間と費用がかかるのか気になることだろう。特に事故現場からとなると、動かない車の近くでひたすら待ち続けるのも大変だ。ここではレッカー移動にかかる時間と費用についてまとめている。
レッカー移動にかかる所要時間
レッカー移動にかかる所要時間については、依頼する業者によっても時間は大幅に違ってくるだろう。当たり前だが、その業者の拠点から現場までの距離が近ければ近いほど所要時間は短くて済むということになる。
一般的にはレッカーを手配してから数十分程度はかかると思っていたほうがいいだろう。レッカー会社もしくは買取業者でレッカー車が出払っている場合には、それ以上に時間がかかってしまい数時間かかってしまうことも十分考えられるのだ。
そういった点を考えると、個人の整備工場や買取業者よりも多くのレッカー車を確保している大手の方が安心かもしれない。また多くの会社と連携している業者であれば、同じように早くレッカー車が到着するはずだ。
レッカー移動の平均費用相場
レッカー移動は実際にいくらかかるのかというと、一般的には少なくとも1万円、たいていは3万円くらいまでかかるケースが多いといっていいだろう。ただこれは以下の状況によって大きく変わってくるのだ。
- レッカー移動する距離
- レッカー移動する時間帯
- 一般道と高速道路の違い
- クレーンでの引き上げ作業の有無
レッカー移動では1kmあたり600円から700円ほどかかるため、基本料金に加えて費用が変わってくるのだ。例えば距離が20km違えば1万円以上も費用に差が出ることになるのだ。また夜間や高速道路となると、さらに割高となってしまうのである。
また動く状態の車なら動かしてレッカー車に乗せられるが、動かない車はクレーンでの引き上げ作業が必要なため、さらに費用がかかってしまうのだ。
JAFのレッカー費用
ロードサービスと言えば、多くの人はJAFを思い浮かべる人もいるのではないだろうか。JAFはいろいろな車のトラブルを解消してくれるため、すでにJAFの会員になっている人もいるはずだ。JAFのレッカー料金については以下の通りである。
JAF非会員 | 1kmあたり720円 |
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JAF会員 | 15kmまで無料 |
ただしJAF非会員だと、以下の料金も発生するのだ。
基本料金 | 8時から20時:8,380円 20時から8時:10,480円 |
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作業料 | 4,750円ただし4輪吊り上げ時は9,500円 |
高速道路SA・PA内 | 基本料金に+2,100円(20時から8時は+2,200円) |
高速道路SA・PA以外 | 基本料金に+8,360円(20時から8時は+9,420円) |
その他 | ロードサービス車両および後方警戒車両の高速道路料金 |
そのため非会員だと少なくとも2万円、夜間や高速道路、そしてクレーン引き上げなどが加われば3万円から4万円ほどかかってしまうことになる。
タイムズクラブのレッカー費用
タイムズクラブとは街中で見かける有料駐車場のタイムズが運営しているロードサービスだ。タイムズクラブでもレッカー移動を依頼する事ができ、その費用は以下の通りである。
タイムズクラブ非会員 | 8時から20時まで1kmあたり550円(20時から8時までは660円) |
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タイムズクラブ会員 | 15kmまで無料 |
JAF同様、タイムズクラブも会員と非会員とで費用に差があり、非会員は上記の費用に加えて以下の費用も掛かってくるのだ。
8時から20時まで | 11,550円~ |
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20時から8時まで | 16,500円~ |
そのためタイムズクラブ非会員だと少なくとも2万円、夜間となれば2万円から3万円ほどかかってくるのだ。一概には言えないが、JAFの非会員の費用と比べれば、若干タイムズクラブの方が安いといえる。
廃車引き取りなら『廃車専門買取業者が”無料”でおすすめ』
事故や故障でも修理して乗るという場合には別だが、車の状態によってはもう廃車にすると考える人もいるはずだ。もし廃車を引き取りしてもらうのであれば、廃車専門買取業者に依頼するのがおすすめである。
その理由としては、多くの廃車専門買取業者は廃車のレッカー費用が無料だからだ。本来ならレッカー費用が2万円から3万円かかるところが無料なのだから、間違いなくその分はお得になるである。
さらに廃車専門買取業者では、廃車にする前に使える部品を取って再利用したりするため、使える部品が多く残っている車は思った以上の価格で買取してもらえる可能性がある。
車種によっては解体せずに海外へ流通させる道もあるため、思いがけない高額になる可能性もあるのだ。
廃車買取業者なら『ハイシャル』で決まり
廃車買取業者もいろいろあるが、その中でおすすめしたいのがハイシャルだ。ハイシャルをおすすめする理由は以下のような特徴があるからである。
- レッカー代無料
- 全国対応可能
- 年中無休
- どんな車でも0円以上買取保証
- 海外への販売ルートあり
- すべての手続き代行料無料
- 解体費用無料
- 自動車税の還付金が受け取れる
当然のことながらレッカー代は無料で、しかも全国どこでもそしていつでも対応可能である。そのため自宅はもちろん、出先でも安心してレッカー移動と買取が可能なのだ。豊富な実績もあるので、安心して依頼できるのも強みだ。
そのため他店で廃車にするしかない、買取額が付かないといわれた車がある人はハイシャルに相談するのがベストだ。また事故を起こした時のために、ハイシャルを覚えおくといいかもしれない。
まとめ
事故車や不動車などのような廃車寸前の車は、買取してもらうにも事故現場から動かすにもレッカー移動が必要となる。レッカー費用は思った以上に高額になることが多く、個人でレッカーを頼んでしまうと損する事になる。
そのためもし廃車にするもしくは買取してもらうというのであれば、レッカー代無料の買取業者に相談するのが望ましい。
特に廃車にする場合には、一般の買取業者ではなく廃車専門買取業者に依頼したほうがより高く買取してくれる可能性があるのだ。