コペンは走行性能と自分らしさを表現できるというコンセプトから生まれた自動車で、屋根がないオープンタイプであることが特徴です。状態が良いものが中古車市場で取引されることもあり、高額買取のチャンスもあるでしょう。
ただし100パーセント高額となるわけではないため、事前に買取価格と査定相場を理解しておくことが重要です。コペンの査定額をアップさせるためにはどのようにすれば良いか、この機会に考えてみると良いでしょう。
コペンを相場以上で高く売るなら複数の買取店に査定依頼できる一括査定「カーセンサー」に依頼しよう。実際に編集部の車を査定してもらったところ、ディーラー下取りより17万円も高い査定額がついた。
【知らないと損する】 コペンを高く売る方法はコレだ |
|||
---|---|---|---|
方法 | 手続きスムーズ | トラブルなし | 高価買取 |
ディーラー下取り | △ | 〇 | × |
個人売買 | × | × | 〇 |
店舗買取 | △ | 〇 | △ |
車一括査定 | ◎ | ◎ | ◎ |
- 愛車を確実に高く売れる&交渉苦手でも安心
- 車のリアルな平均相場がネットでわかる
- わずか数分で複数の買取業者を競合
- 最高値で売るなら「カーセンサー」がおすすめ
【査定表】コペンの平均買取価格(年式&走行距離)
まず目安となるコペンの1年落ち、3万キロの買取価格相場を見ていこう。
4・6・10年落ちのコペンを年式・走行距離・グレード別に分類して下取り相場、買取相場を確認していこう。
年式 | 走行距離 | グレード | 平均下取り相場 | 平均買取相場 |
---|---|---|---|---|
2010年 | 50,000km | アクティブトップ | 68万円 | 75万円 |
70,000km | 63万円 | 70万円 | ||
100,000km | 59万円 | 65万円 | ||
2014年 | 30,000km | ローブ | 105万円 | 112万円 |
50,000km | 98万円 | 105万円 | ||
70,000km | 93万円 | 100万円 | ||
2016年 | 30,000km | エクスプレイ | 112万円 | 119万円 |
50,000km | 104万円 | 112万円 | ||
70,000km | 100万円 | 107万円 |
ダイハツ『コペン』買取相場と査定額を年式&年代別に公開
コペンの中古車買取平均相場ですが、2019年3月現在で87.7万円となっています。さらに2018年からの推移をまとめると、以下の通りです。
2018年9月 | 88.7万円 |
---|---|
2018年11月 | 87万円 |
2019年1月 | 89.1万円 |
2019年に入り一時的に上昇していますが、3月に入り下がっています。また未来の予測データをまとめると、以下の通りです。
2019年5月 | 86万円 |
---|---|
2019年7月 | 84.4万円 |
2019年9月 | 82.8万円 |
下落する傾向にあるものの、あくまでも参考程度にチェックすると良いでしょう。オープンカーは天候が悪くなる時期には向いていませんが、それ以外の時期であれば人気が出るかもしれません。
※以下のリンクをクリックをすれば移動できる。
- 【2018(平成30)年】2年落ちのコペン買取価格
- 【2017(平成29)年】3年落ちのコペン買取価格
- 【2016(平成28)年】4年落ちのコペン買取価格
- 【2015(平成27)年】5年落ちのコペン買取価格
- 【2014(平成26)年】6年落ちのコペン買取価格
- 【2012(平成24)年】8年落ちのコペン買取価格
- 【2011(平成23)年】9年落ちのコペン買取価格
- 【2010(平成22)年】10年落ちのコペン買取価格
- 【2009(平成21)年】11年落ちのコペン買取価格
- 【2008(平成20)年】12年落ちのコペン買取価格
- 【2007(平成19)年】13年落ちのコペン買取価格
- 【2006(平成18)年】14年落ちのコペン買取価格
- 【2005(平成17)年】15年落ちのコペン買取価格
- 【2004(平成16)年】16年落ちのコペン買取価格
【2016(平成28)年】~【2018(平成30)年】コペンの買取価格相場
【2018(平成30)年】2年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
エクスプレイ | 140万円 |
エクスプレイ S | 161万円 |
セロ | 145万円 |
セロ S | 166万円 |
ローブ | 140万円 |
ローブ S | 161万円 |
ローブ S カラーフォーメーション typeA | 164万円 |
ローブ カラーフォーメーション typeA | 143万円 |
【2017(平成29)年】3年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
セロ | -万円 |
【2016(平成28)年】4年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
エクスプレイ | 100万円 |
エクスプレイ S | 116万円 |
セロ | 104万円 |
セロ S | 121万円 |
ローブ | 100万円 |
ローブ S | 116万円 |
ローブ S カラーフォーメーション typeA | 119万円 |
ローブ カラーフォーメーション typeA | 102万円 |
コペンの3年落ちで3万キロ前後の買取価格と査定相場ですが、上記の通りです。
3年落ちを新しいと見るか古いと見えるかは、査定スタッフごとに異なるかもしれません。しかしいずれも100万円以上で取引されているため、走行距離が3万キロ前後であれば高額査定が期待できるでしょう。
【2013(平成25)年】~【2015(平成27)年】コペンの買取価格相場
【2015(平成27)年】5年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
エクスプレイ | 101万円 |
エクスプレイ S | 119万円 |
セロ | 106万円 |
ローブ | 101万円 |
ローブ S | 119万円 |
セロ S | 127万円 |
【2014(平成26)年】6年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
ローブ(6月発売) | 101万円 |
エクスプレイ(11月発売) | 104万円 |
ローブ(11月発売) | 104万円 |
ローブ S(12月発売) | 122万円 |
コペンの5年落ちで5万キロ前後の買取価格と査定相場ですが、上記の通りです。
いずれもローブというグレードに関するデータであり、100万円以上で取引されています。5万キロ前後で買取に出す場合は5万キロに達する前、つまり4万キロ台の時点で査定を申し込んだ方が高く評価されるかもしれません。
【2010(平成22)年】~【2012(平成24)年】コペンの買取価格相場
【2012(平成24)年】8年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
アクティブトップ 10thアニバーサリーエディション | 86万円 |
【2011(平成23)年】9年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
アクティブトップ | 83万円 |
アルティメットエディションS | 113万円 |
【2010(平成22)年】10年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
アクティブトップ | 60万円 |
アルティメットエディションS レカロシート×MOMO製ウッド&レザーステアリング |
85万円 |
アルティメットエディションS レカロシート×MOMO製本革ステアリング |
84万円 |
アルティメットエディションS 本革製スポーツシート×MOMO製ウッド&レザーステアリング |
85万円 |
アルティメットエディションS 本革製スポーツシート×MOMO製本革ステアリング |
84万円 |
コペンの7年落ちで7万キロ前後の買取価格と査定相場ですが、上記の通りです。
年式が落ちて走行距離が長くなっている分、買取価格と査定相場も安くなる傾向にあります。7年落ちで7万キロ前後の場合、よほど良いものでなければ100万円超えは厳しいかもしれません。
【2005(平成17)年】~【2009(平成21)年】スカイラインの買取価格相場
【2009(平成21)年】11年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
アクティブトップ | 52万円 |
アルティメットエディションII オレンジ内装 | 76万円 |
アルティメットエディションII キャメル内装 | 76万円 |
アルティメットレザーエディション アイボリー内装 | 76万円 |
アルティメットレザーエディション ブラック内装 | 76万円 |
【2008(平成20)年】12年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
アクティブトップ | -万円 |
アクティブトップ タンレザーエディション | -万円 |
アクティブトップ レザーパッケージ | -万円 |
アルティメットエディションII オレンジ内装 | -万円 |
アルティメットエディションII キャメル内装 | -万円 |
【2007(平成19)年】13年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
アクティブトップ | -万円 |
アクティブトップ タンレザーエディション | -万円 |
アクティブトップ レザーパッケージ | -万円 |
アルティメットエディションⅡメモリアル オレンジ内装 | -万円 |
アルティメットエディションⅡメモリアル キャメル内装 | -万円 |
【2006(平成18)年】14年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
アルティメットエディション | -万円 |
【2005(平成17)年】15年落ちのコペン買取価格表 | |
---|---|
グレード | 平均買取相場 |
2ndアニバーサリーエディション | -万円 |
アクティブトップ | -万円 |
タンレザーエディション | -万円 |
中古自動車の世界では走行距離が10万キロ以上のものを、過走行車と呼ぶ場合もあります。過走行車であるコペンの買取価格と査定相場は、上記の通りです。
走行距離が長く様々な場所で使われていたコペンは、その分傷や汚れなどができやすいかもしれません。中古車ができるだけ新品に近い状態の方が、高く評価されるでしょう。
コペンのグレード・モデル別買取相場ランキング
グレードとモデルの買取相場ランキングをまとめると、以下の通りです。
1位 | 2014年式セロS | 128.7万円 |
---|---|---|
2位 | 2014年式ローブSカラーフォーメーションtypeA | 126.9万円 |
3位 | 2014年式ローブS | 124.2万円 |
4位 | 2014年式エクスプレイS | 124.2万円 |
5位 | 2014年式セロ | 112.2万円 |
いずれも2014年式で、モデル名にセロやローブと付くものは査定額が高額になりやすいかもしれません。
コペンのリセールバリューと残価率はいくら?
リセールバリューの推移をまとめると、以下の通りです。
2年落ち | 152万円 |
---|---|
3年落ち | 158万円 |
4年落ち | 151万円 |
5年落ち | 140万円 |
6年落ち | 135万円 |
10年落ち | 125万円 |
次に残価率についてですが、以下の通りです。
1年落ち | 80パーセントから90パーセント |
---|---|
2年落ち | 70パーセントから80パーセント |
3年落ち | 73パーセント |
上記のデータを見ると、年数落ちに比例して残価率が低くなります。
コペンを相場より高く売る高価買取『3つのポイント』
売却査定額を1円でもアップさせるためには、意識すべき3つのポイントが存在します。汚れを落とすために洗車を行うなどの条件もありますが、基本的なことに加えて以下のポイント内容を理解しておけば高額買取のためになるでしょう。
- 年式アンドグレード
- 安全性能
- ボディーカラー
1.年式アンドグレード(人気モデル)
コペンの買取価格と査定相場は、年式とグレードにより変動を起こすこともあります。年式とグレードの人気が高いモデルには、以下のようなものがあります。
- 2018年式セロ
- 2018年式ローブ
- 2017年式セロS
- 2015年式エクスプレイ
- 2012年式アルティメットエディションS
- 2012年式10thアニバーサリーエディション
- 2012年式アクティブトップ
年式が古いものでも状態や機能性などが評価されれば、100万円以上となる可能性もあるのです。
人気の高さに加えて走行距離が長くないなどの条件が揃っていれば査定時に評価され、納得のできる結果が得られるのではないでしょうか。所有するコペンが上記したものに該当するか、チェックしてみましょう。
2.安全性能
オープンカーであるコペンには屋根がないため、一般的な乗用車より安全性が求められるでしょう。しかし以下のような安全性能が評価されれば、高額査定の可能性はあります。
- エアバッグ
- アンチロックブレーキシステム
- 横滑り防止機能
- LEDヘッドランプ
自動車の事故はニュースでよく報道されるため、中古車の購入希望者も事故に遭う確立を少しでもなくしたいと考えるかもしれません。コペンの査定前には、安全性能の有無をチェックしましょう。
3.ボディーカラー
コペンにはボディーカラーのオプションがあり、バリエーションは以下の通りです。
- ホワイトパール
- ブラック
- シルバー
この3色以外でも状態が良ければ査定額アップの可能性はあります。しかし状態や走行距離などに自信がない場合、ボディーカラーが決め手となるでしょう。紹介した3色の中では、ホワイトパールが有利と言えるかもしれません。
コペンの買取相場一覧のデータをチェックすると、ホワイトパールのものが上位にランクインしているためです。
コペンを最高額で売るための買取店&業者選びのコツ
最高額で売るためには、コペンに対応できる買取店や業者をよくチェックすることです。複数の買取店や業者が存在しますが、すべて同じではなくサービス内容や買取実績などに差があるため、優良なところを見極める必要があります。
ディーラー下取りだけは”99%”安く買い叩かれる
自動車のディーラーは手間がかからないと言われていますが、以下のようなデメリットがあるためおすすめできません。
- 減点方式の査定であるためプラス査定になりにくい
- 管理コストなどがかかる
- 中古車の取り扱いに関するノウハウがない
ディーラーによる査定では既に決まっている査定基準が元となるためプラス査定にならず、高額買取が難しくなります。またディーラーは下取りした中古車を展示場で販売するため、そのための管理コストが必要になるのです。
管理コストを差し引いた金額が査定額となるため、あまり期待しない方が良いでしょう。またディーラーは中古車よりも新車の販売をメインとしているため、買取価格と査定相場をきちんと理解していない可能性もあります。
コペンを高く売るなら『車一括査定』愛車の買取相場がすぐわかる
車一括査定はインターネット上で利用できるサービスであり、以下のような特徴があります。
- インターネット環境があれば自宅にいながら利用できる
- 短時間で複数の買取店や業者の情報をチェックできる
- 平均相場などの情報がリアルタイムで表示される
- 査定額の競合のきっかけとなる
忙しさから時間を確保できない人は、窓口相談などのサービスを利用できないかもしれません。しかし車一括査定はインターネット環境があれば簡単に利用できるため、自宅でくつろぎながら情報をチェックすることができるのです。
リアルタイムで最新情報がわかることもメリットですが、査定額の競合が起こる場合もあります。買取店や業者が互いに意識し合い査定額を更新するため、最も高いところを選びましょう。
編集部おすすめ車一括査定 『カーセンサー』
当サイト編集部が車一括査定サービスで最もおすすめしているのがリクルート社運営の「カーセンサー」。コペンの高価買取&査定額を知りたい方に最適だ。
なぜなら、ビッグモーターやアップル、カーセブンなどの大手買取店と提携し、買取業者数が1000社を超えているのはカーセンサーしか存在しない。
同時査定依頼も30社と業界最多なので、最も査定額が高い業者を選ぶ幅が圧倒的に広がるのだ。編集部所有の車を実際に査定したが、ディーラー下取りよりもなんと35万円も高い査定額が付いている。
他社の車一括査定もあるが、高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスは存在しない。編集部が太鼓判を押す一括査定サービスだ。
まとめ
コペンをただ買取に出しても、高額な査定額は期待できません。買取価格と査定相場も時期によって変動を起こし、常に高額取引が可能とは限らないためです。事前に多くの情報を収集し、市場が盛り上がっている時期を狙いましょう。
そのためには車一括査定を小まめに利用し、良いと思える買取店や業者を探すことが重要です。コペンはオープンカーであるため一般的な買取店や業者は取り扱わず、乗用の中古車を求める人から避けられてしまうかもしれません。
オープンカーを含めて様々な中古車を取り扱っているところがあれば、買取実績について質問することもおすすめです。後は査定が行われる日まで愛車だったコペンを大切に管理し、次に乗る人に気持ち良くバトンタッチしましょう。