国内の中古車市場において、人気の高い車種は3つある。
- ミニバン
- 軽自動車
- コンパクトカー
このうちで軽自動車とコンパクトカーは、維持費の点から人気が高い。純粋に車として人気があるのが、ミニバンだと言えるだろう。このミニバンの中で知名度があってまずまずの売れ行きがある車種の一つがホンダの販売するオデッセイだ。
初代モデルは1994年に発売されていて、これまでに4回のフルモデルチェンジを行っている。低ルーフのミニバン人気に火をつけた、大ヒットカーだと言えるだろう。そんなオデッセイは、高価買取ができるのだろうか。
5代目(2013年~)をもって2021年に生産終了することになり、中古車の買取相場としては、需要と供給に大きな影響を受ける。今後の買取相場の動向が気になるところだ。
オデッセイを相場以上で高く売るなら複数の買取店に査定依頼できる一括査定「カーセンサー」に依頼しよう。実際に編集部の車を査定しもらったところ、ディーラー下取りより35万円も高い査定額がついた。
【知らないと損する】 オデッセイを高く売る方法はコレだ |
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方法 | 手続きスムーズ | トラブルなし | 高価買取 |
ディーラー下取り | △ | 〇 | × |
個人売買 | × | × | 〇 |
店舗買取 | △ | 〇 | △ |
車一括査定 | ◎ | ◎ | ◎ |
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【査定表】オデッセイの平均買取価格(年式&走行距離)
3・5・7年落ちのオデッセイをさらに走行距離別に分類して下取り相場、買取相場を確認していこう。
年式 | 走行距離 | グレード | 平均下取り相場 | 平均買取相場 |
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2015年 | 70,000km | |||
G 7人乗 | 53万円 | 77万円 | ||
G・エアロ Honda SENSING 7人乗 | 119万円 | |||
2017年 | 50,000km | 145万円 | ||
2020年 | 20,000km | ABSOLUTE 7人乗り | 227万円 | 256万円 |
ホンダ『オデッセイ』買取相場と査定額を年式&年代別に公開
では実際にオデッセイの買取相場が、どうなっているのかを確認していこう。オデッセイは94年に発売され、それ以降は4度のフルモデルチェンジをしている。現行車は5代目となる人気車種だと言えるだろう。
初代から中古車相場を見ていくと、初代と2代目のモデルについては10年以上が経過していることから、中古車市場においても取引されるケースが少なくなっている。そのため正確な買取額は、不明だと言っていいだろう。
ただ中古車の販売価格から逆算をしてみると、だいたい10万円前後になると考えていい。
日本国内の中古車市場では、年式が10年を超えると市場価値が一気に下がってしまう。また、走行距離が10万キロを超えるのも、同様の目安となっている。その点を鑑みれば、オデッセイはまだ値段をつけている方だと言えるかもしれない。
【2021年(令和3)】1年落ちのオデッセイ買取価格
【2020年(令和2)】2年落ちのオデッセイ買取価格
【2019年(平成31/令和元年)】3年落ちのオデッセイ買取価格
【2018年(平成30)】4年落ちのオデッセイ買取価格
【2017年(平成29)】5年落ちのオデッセイ買取価格
【2016年(平成28)】6年落ちのオデッセイ買取価格
【2015年(平成27)】7年落ちのオデッセイ買取価格
【2014年(平成26)】8年落ちのオデッセイ買取価格
【2013年(平成25)】9年落ちのオデッセイ買取価格
【2012年(平成24)】10年落ちのオデッセイ買取価格
【2021年(令和3)】~【2019年(平成31/令和元年)】オデッセイの買取価格相場
2021年(令和3)】1年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
ABSOLUTE 7人乗り | 293万円 |
ABSOLUTE・EX 7人乗り | 315万円 |
e:HEV ABSOLUTE 7人乗り | 318万円 |
【2020年(令和2)】2年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
ABSOLUTE 7人乗り | 256万円 |
ABSOLUTE・EX 7人乗り | 275万円 |
e:HEV ABSOLUTE 7人乗り | 293万円 |
【2019年(平成31/令和元年)】3年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
G・エアロ Honda SENSING 7人乗り | 206万円 |
HYBRID アブソルート・EX Honda SENSING 7人乗り | 274万円 |
アブソルート・EX Honda SENSING 7人乗り | 247万円 |
グレードにかかわらず高値で買取相場となっている。気になるのは新車の生産終了に伴う動きだが、現在のところ、その影響は感じられない。しかし今後、知名度も年々低下し、需要も落ちていくことが予想されるので、売るタイミングには注意した方がいいだろう。高額売却を狙う方は早めに売るのがおすすめだ。
【2018年(平成30)】~【2012年(平成24)】オデッセイの買取価格相場
【2018年(平成30)】4年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
G・エアロ Honda SENSING 7人乗 | 167万円 |
HYBRID アブソルート・EX Honda SENSING 7人乗 | 220万円 |
アブソルート・EX Honda SENSING 7人乗 | 197万円 |
【2017年(平成29)】5年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
G・エアロ Honda SENSING 7人乗 | 145万円 |
HYBRID アブソルート・EX Honda SENSING 7人乗 | 195万円 |
アブソルート・EX Honda SENSING 7人乗 | 172万円 |
【2016年(平成28)】6年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
G 7人乗 | 89万円 |
HYBRID 7人乗 | 121万円 |
アブソルート・EX Honda SENSING 7人乗 | 112万円 |
【2015年(平成27)】7年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
G 7人乗 | 77万円 |
アブソルート 7人乗 | 92万円 |
アブソルート・EX 7人乗 | 102万円 |
【2014年(平成26)】8年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
B 8人乗 | 51万円 |
G 7人乗 | 68万円 |
アブソルート 7人乗 | 79万円 |
【2013年(平成25)】9年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
B 8人乗 | 42万円 |
G 7人乗 | 45万円 |
アブソルート 7人乗 | 54万円 |
【2012年(平成24)】10年落ちのオデッセイ買取価格 | |
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グレード | 平均買取相場 |
Li | 60万円 |
M | 29万円 |
MX | 33万円 |
5代目モデルであれば年式が古くなっても、走行距離などの状態が良ければ、最高で200万円近くの値がつくだろう。
オデッセイの買取相場の推移
では、次にオデッセイの買取相場の推移の仕方についても見ていきたい。基本的にオデッセイに限らず、中古車は売ろうと考えた時に売ってしまった方がいい。時間が経過するごとに買取相場は下がっていくからだ。
よく勘違いをしている人もいるのだが、1年年式が古くなるごとに相場が下がるとするものだ。実際には日々買取相場は更新されていて、1ヶ月単位で見ても価格は下がっていく形になる。そのためオデッセイも基本的には、早く売るのを推奨しておきたい。
ちなみにオデッセイは、中古車市場でも人気のある車種の1つである。しかし、需要はあったとしても年式が古くなるほど値段は下がっていくのである。平均すれば、1ヶ月で2万円から3万円程度は値段が下がるので、注意しておきたい。
オデッセイを相場より高く売る高価買取『5つのポイント』
オデッセイは中古車市場では歓迎される車種の1つだ。買取相場も比較的に安定をしているので、高価買取も難しくはないだろう。
ただ、さらに高く売るためのポイントがあるので、解説をしていこう。
- グレード
- 走行距離
- ボディーカラー
- 装備の充実
- 内外装の奇麗さ
が主なポイントである。他にもいくつかポイントがあるので、以下で詳しく説明をしよう。知っていれば、買取で安く売って損をすることもなくなるはずである。
購入時に決まる要素もあるが、大切なのは大事に乗っているかどうかでもあるので、覚えておきたい。
1.年式&グレード
現行車におけるオデッセイのグレードは、Gとアブソリュートの2つになる。端的な違いとしては載せられているエンジンだ。アブソリュートの方が加速力で勝るのである。さらにサスペンションが専用のチューニングを施されていて、ホールも17インチになっている。
結論だけを言えば、スポーツ仕様のオデッセイになるのだ。中古車では、このスポーティなモデルが非常に好まれている。基本的に車を購入する主導権は、家庭内で奥さんが握っていることが多い。
この時に選ばれるのが、ファミリーユースのものである。オデッセイもその最たる車の1つだろう。低ルーフのミニバンで外観も格好良いのだが、運転をする男性側としては、スポーティなモデルを外せないのも事実だ。
2.走行距離
一般的に売れる車の走行距離は、1年に対して1万キロとの決まりがある。これはオデッセイにも適用される、と考えて良いだろう。
年数で言えば、最初の車検を受けることになる3年が、1つの目安である。この3万キロを超えるようであれば、オデッセイの買取価格も格段に下がると考えていいだろう。ただ、3万キロを超えれば売れないというわけではない。
確かに査定において最高額での買取はできなくなるが、それでも他車種と比較すれば十分に高い値がつくだろう。仮に10万キロを超えるようでも、状態さえ良ければ十万円単位での買取額がつくのが、オデッセイの魅力と言えるかもしれない。
3.ボディーカラー
オデッセイの現行車は、全部で7色のカラーバリエーションがある。この中でも、人気色と不人気色があるので注意しておきたい。
ちなみに不人気色を選んだ場合は、査定にて10万円単位で差がつくケースもあるほどだ。人気の車だけにリセールバリューを考慮するのなら、しっかりとボディーカラーを選んでおきたい。
特にオデッセイの中で人気なのは、ブラックだ。次いで人気になるのがホワイトになる。ここで人気色トップ3をあげておこう。
- プレミアムヴィーナスブラックパール
- クリスタルブラックパール
- ホワイトオーキッドパール
この3つである。この中でも不動の人気を誇っているのが、プレミアムヴィーナスブラックパールになる。これはアブソリュート限定の色になる。
つまり、アブソリュートを購入するつもりであれば、プレミアムヴィーナスブラックパールを選んでおいて損はないだろう。
4.装備品の充実
オデッセイを売る時のポイントになるのが装備である。
- エアロパーツ
- アルミホイール
数ある装備の中でも、この2つには注意を払っておきたい。先述したように、スポーティなモデルはオデッセイに限らず、中古車市場において高い人気がある。つまりこれらのパーツがついているのといないのでは、査定で大きな違いがでるのである。
ただし1つ注意しておきたいのが、純正品を利用することだ。社外品のパーツは下手をすると、査定でマイナスになってしまう。だからこそ、社外品のパーツを使ってドレスアップをするのなら、純正品の部品はとっておくべきである。
5.内外装の奇麗さ
オデッセイを高く売る時に見落とされがちなのが、外装や内装のきれいさだろう。査定の項目に外装や内装のきれいさがあるわけではない。なぜなら多くの買取業者が自社工場や提携工場を持っていて、転売前にきれいに掃除をするからだ。
しかし、きれいにしておいて損をすることはない。なぜなら、査定員の心証が良くなるからである。査定員も人間なので、きれいに掃除されているオデッセイと、そうでないものを比較した時に、どちらに有利な査定をつけるだろうか。
特に車内の臭いには注意を払っておこう。
オデッセイを最高額で売るための買取店&業者選びのコツ
オデッセイを高価買取してもらうには、業者選びが重要である。そもそも業者によって買取額が異なるので、しっかりと高値をつけてくれる業者を選ばないと、損をするからだ。
数万円単位の違いは当然として、時には十万円単位で買取額が異なるケースもあるほどだ。
ではどうすれば高値で買取してくれる業者が、わかるのだろうか。最もシンプルな方法は複数の業者に対して、査定の申込をし、実際の買取額を出してもらうことだ。しかし自分で行っていては大変な作業なので、一括査定サイトを上手に利用して欲しい。
ディーラー下取りは99%損をする
中古車の買取方法としては下取りが代表的な方法である。下取りはディーラーが行っているサービスのことだ。ディーラーにて新車に乗り換えるのであれば、今乗っている車が不要になる。
この車をディーラーは引き取ってくれるのだ。この時にいくらかの値段をつけて、新車の支払いから割引をしてくれる。とても便利なサービスなのだが、下取りには大きな欠点が1つ存在している。
それは買取と比較すると、その価格が低く抑えられている点だ。オデッセイの場合はグレードや走行距離、車の状態にもよるが、数万円から10万円単位で違いがでてくる。
しかし、10万円単位で値段が違うのなら、買取を利用したいと考える人も多いだろう。確かに手続きの面倒さを軽減できるのだが、少しでも高くオデッセイを売りたいのなら、下取りは損をするだろう。
そもそもディーラーとして下取りは業務ではない。飽くまでも、ユーザーに対するサービスでしかない。そのためディーラーでは、高く買取をする義務はないのだ。赤字を出さない最低限の価格でしか下取りをしないので、高く売りたい人には不向きだと言える。
単独商談ではなく複数商談で競合させる
買取の方が下取りよりも、高い値で売ることができる。しかし、どの業者でも高値になるのかと言えば、そうでもない。なぜなら業者にはそれぞれの買取相場があるからだ。そのため高く売るのなら単独での商談は避けるべきである。
テレビで宣伝をしている業者だから、地元で良く見かける業者だからなどの理由で、決め打ちをしてしまう売り手も少なくない。しかし、オデッセイは大手だから高値がつくわけではないのだ。
場合によっては、地元に密着した営業をする中小の方が高価買取をする可能性もある。つまり業者を選ぶ時には単独ではなく、複数の業者にもちかけるべきだ。複数の業者にもちかけることで、競合をさせてより査定額をアップさせられるからである。
オデッセイを高く売るなら『車一括査定』愛車の買取相場がすぐわかる
では、どうすれば簡単にオデッセイで、高価買取をゲットできるのだろうか。その答えとしては一括査定を利用すること、になる。一括査定とは、インターネット上にある無料サービスの1つだ。
申込をすると、自分の住んでいる地域に対応する業者を選び、そこから複数社に対して査定の見積もりが依頼できるのである。この一括査定を使うことのメリットは大きく2つあるので、覚えておこう。
- 買取相場を知れる
- 業者同士を自動的に競合させられる
複数の業者に対して見積もりの依頼をすることで、返信があれば見積額が記載されているはずだ。中古車の買取相場は業界で働いていない人が、正確に把握するのは無理なことである。しかし、一括査定を使えばおよその相場が理解できるだろう。
この相場がわかれば、業者から買いたたかれることがなくなる。その上で、最初から高値をつける業者を選別できるので、大きく時間を節約できるだろう。さらに一括査定を利用すれば、最初から業者に競合相手がいるのがわかる。
競合相手がいれば、買いたたこうとする行為そのものが、他社へのアシストになってしまう。つまり業者としても相場を考慮した上で、本気の価格をつけざるを得なくなるのだ。
編集部おすすめ車一括査定 『カーセンサー』
当サイト編集部が車一括査定サービスで最もおすすめしているのがリクルート社運営の「カーセンサー」。オデッセイの高価買取&査定額を知りたい方に最適だ。
なぜなら、ビッグモーターやアップル、カーセブンなどの大手買取店と提携し、買取業者数が1000社を超えているのはカーセンサーしか存在しない。
同時査定依頼も30社と業界最多なので、最も査定額が高い業者を選ぶ幅が圧倒的に広がるのだ。編集部所有の車を実際に査定したが、ディーラー下取りよりもなんと35万円も高い査定額が付いている。
他社の車一括査定もあるが、高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスは存在しない。編集部が太鼓判を押す一括査定サービスだ。
まとめ
ホンダを代表するミニバンが、オデッセイである。発売当初から爆発的な人気を得たことで、ホンダの経営を立て直したと言われるほどだ。低ルーフのミニバン人気に火をつけたこともあり、中古車市場としてもかなり人気がある。
中古車市場では需要と供給が直結しているため、オデッセイは高値での取引がされている。ただ1つ注意したいのは、どのモデルで、どのグレードであるのかだ。オデッセイは最終モデルが5代目になる。
4代目はまだしも、初代から3代目までは値段がつきにくい状況なのだ。そして、気をつけたいのがグレードだ。オデッセイではアブソリュートが、特に人気となっている。つまりリセールバリューを考えて購入するのなら、アブソリュートを選択する必要があるのだ。
業者によって買取額が大きく異なるので、一括査定を賢く利用して、高額査定を勝ち取って欲しい。