『車買取で軽自動車は高く売れると人気』その理由を徹底調査してみた！

軽自動車は人気車種のため値落ちせず買取価格が高い

先ほど軽自動は維持費が安価であるのが人気だとした。また最近では家族の事情が異なってきているのも人気のポイントである。それは核家族化が進んだことで、子どもの人数が減っているためだと考えられる。

子どもが1人の家庭が多くなることで、大きな車である必要性がどうしても薄れてしまう。そうした理由から軽自動車は車買取でも高値をつけるようになっているのである。

中古車市場でいうと、やはり人気の車種ほど買取価格は落ちにくくなる傾向が見て取れるだろう。

軽自動車でも特に人気の高い車種になれば、一般的な車と比較してもリセールバリューが保たれているのがわかる。中古車市場では3年5年7年といったタイミングがあるが、人気の車は7年落ちでも価値があるため、売りやすい車種だと考えていい。

軽自動車が人気の『3つの理由』

では改めて軽自動車が人気である理由を3つ紹介してみよう。

• 車両本体や維持費などのコストがかからない
• 用途に合わせた車種を選択できる
• 人気の車種はリセールバリューが高い

軽自動車は安いものであれば、車両本体の価格もさほど高くならない。一部高額なものもあるが、基本的には安価な部類に入ると考えていいだろう。また先述したように維持費という部分で、コストが低くなるのがポイントになる。

また軽自動車は人気が高いだけに、様々な車種が販売されている。スポーティーなタイプもあれば、ファミリーユースできるものなど幅広いため用途に合わせた選択が可能だ。最後に車買取をしてもらう時にも、価値が高いのは見逃せないポイントだと言える。

【画像付】軽自動車の価値は高いのか徹底調査してみた

上記の画像を見てもらえばわかる通り、人気の車種となってくると軽自動車であっても買取価格が100万円を超えてくる。そのため、軽自動車だから買取価格は安いという考えは持たないほうがいいだろう。

軽自動車の査定は”3つの査定ポイント”に着目される

軽自動車は中古車市場でも高く売れるものの1つだと言える。ただどんな車でも高く売れるとは限らないのだ。他の人気のない車種と比べれば、車買取でも高値がつきやすいのは事実だろう。だがポイントを押さえることで、さらなる高値が期待できる。

【ポイント1】軽自動車の年式よりも走行距離を注目

ポイントの1つ目は軽自動車は走行距離が重要な点である。一般的に中古車で最も重視すべきは、年式であるという考え方がある。確かにその考え方は間違ってはいない。だが軽自動車は普通車と大きく異なる点があるのだ。

それは車両本体の大きさである。軽自動車はエンジンの排気量が厳密が決まっているため、できるだけ車体を軽くすることが重視されている。

そのためどうしても耐久性という部分では、普通車に劣ってしまうのだ。結果として耐久性が劣るのなら、走行距離がポイントになってくる形だ。

【ポイント2】車の内装の綺麗さ劣化具合

軽自動車を高く売るポイントの2つ目は、内装の綺麗さという点だ。これは普通車でも同じことが言えるのだが、特に軽自動車は重視しておきたいポイントになる。

なぜならファミリーユースされることが多いからである。基本的に軽自動車というのは毎日乗るために使われるものだ。

そのため中古車であっても、劣化具合が激しくないできるだけきれいなものが好まれている。そのためできるだけ車内は汚さないようにし、しっかりと掃除をするのがポイントになるのだ。

【ポイント3】車のメンテナンス状態(エンジンオイルなど)

最後のポイントがメンテナンス状態である。先述したように軽自動車は普通車と比較すると、エンジンの排気量が少なく特殊な作りをしている。これはエンジンにも同じことが言える。

特に重視したいのがエンジンオイルだ。軽自動車のエンジンは普通車よりもアイドリングの回転数などが高く設定されている。

その上で燃費性能を追求するには、できるだけ回転負荷の少なくすることが重要なのだ。そのため低粘度のエンジンオイルを使っている。結果メンテナンスが普通車よりも重視されているのだ。

ボロボロの軽自動車は廃車買取業者がおすすめ

軽自動車が中古車市場では高く売れるとしても、どんな状態のものでもいいというわけではない。できるだけきれいで状態の良いものが好まれている。

では10年以上乗っているような車だと、どのようにすればいいのだろうか。答えは廃車買取業者を利用することだ。一般的な車の解体屋などを利用すると、廃車をするにしても料金がかかってしまう。

だが廃車買取業者であるのなら、売れる可能性があるのでおすすめできる。中には最低でもいくらで買い取ると、最低額を決めている業者もあるので、空振りになる可能性は低い。

廃車買取業者が軽自動車に買取額をつける『2つの理由』

10年以上乗っているような、ボロボロの軽自動車を売るには廃車買取業者を利用するといいと先述した。その理由は主に2つあると考えられる。

• 海外に輸出して売ることができる
• 鉄としての価値がある

日本車というのは海外でも高い人気を誇っている。その理由の1つが耐久性の高さだ。国内の中古車市場においては、年式が10年を超える、走行距離が10万キロを超えるといった条件の車は、著しく買取額が下がってしまう。

下手をすれば無料で引取という形になるだが、これは中古車としての価値が極端に低くなるからだ。だが海外ではボロボロの車であっても現役で走っていたりする。

そのくらい人気があるので、ボロボロの軽自動車でも高値で売れることがあるのだ。ただ売りたい軽自動車の中には、不動車や冠水車などもあるだろう。

これらの状態では輸出することもままならない。そのため車買取においても高値をつけることはないのだ。だが廃車買取業者なら、車に使われている鉄そのものに価値を見出してくれるだろう。

軽自動車をさらに高く売る車買取方法は『3つだけ』

では最後に軽自動車をさらに高く売れるようにする方法を紹介する。具体的には以下の3つになる。

車買取では基本的なことだが、それだけにとても重要なポイントになってくるだろう。

【方法1】愛車の軽自動車の平均相場を確認する

軽自動車は中古車市場でも人気がある。そのため愛車を高く売るのなら、ある程度は相場を知っておく必要がでてくるのだ。買取業者とすれば、安く買うほど利益率が高くなるので、相場を知らないと見れば足元を見てくる可能性が高い。

そのため先ずは愛車の平均相場を見ておくといい。インターネットには幾つか車の平均買取相場を掲載しているサイトがある。個人情報などの登録も必要ないので、売ると決めたのなら確認しておくといいだろう。

中古車は1台として同じ状態のものがないので、査定次第で買取額は上下してしまう。そのためより正確な相場を知りたいのなら車一括査定サイトを使うのをおすすめする。

【方法2】軽自動車の売るタイミングを見極める

自動車というのは売る時期によって、買取額が異なることがある。端的に言えば需要と供給の問題なので、需要が増える時期の前には買取額が高くなっているのだ。特に覚えておきたいのは、春先のシーズンだ。

このシーズンは新生活を迎えるのにあたって、何かと需要が増えるものである。軽自動車も同様で1月後半～2月あたりには買取額が高くなる傾向にあるのだ。ただ1つ注意しておきたいことがある。それは自動車税の納付である。

自動車税は4月1日時点での所有者が支払うもので、3月31日までに名義変更が終わっていないと、車が手元にないのに納税通知書が届くことになってしまう。軽自動車は自動車税の返金がないので、3月に売るのなら、確実に名義変更をしてもらう必要がある。

【方法3】車一括査定サイトを利用する(※おすすめ)

最後に伝えたいのは、車一括査定を利用することだ。車一括査定サイトとは、インターネットで利用できる無料のサービスになる。できることは複数の業者に対して、一括で見積もりの依頼をするだけのことだ。

こう説明をすると、車買取の額がアップするとは思えないかもしれない。だが多くの場合で買取額アップが見込めるのだ。その理由は以下の通りである。

• より具体的な買取相場がわかる
• 最初から高値で車買取してくれるところがわかる
• 買取業者同士で競合させられる

ディーラーが行っている下取りなどと比較すると、10万円以上は高値がつくことが多い。それは高値で買取りしてくれる業者がわかるので、交渉するのも楽になるからだ。無料で利用できるので、一度は利用しておくのをおすすめしておきたい。

まとめ

軽自動車が車買取で高く売れる理由についてをまとめてみた。軽自動車は普通車と比べると、購入費用や維持費というコストが安く、選択肢が多いのが魅力だ。

そのため中古車市場でも高い人気を誇っている。そうした軽自動車をより高く売れるようにするには、相場を知り、適切なタイミングで、車一括査定を利用することである。

特に車一括査定は高く売りたいのなら、必須であるとも言っていいだろう。そのくらい重視すべきポイントである。