車査定は天気で左右される？【天候＆時間帯別】買取額への関係性！

“3つの天気”からみる車査定への関係性

車査定を受ける時の天気は主に晴れの日、雨の日そして曇りの日の3つの天気がある。この天気次第では、車査定額への影響が出ることもある。

まずはそれぞれの天気の特徴と車査定への関係性を知ってから査定を受けるようにすべきだ。

【天気：晴れ】車査定への関係性

天気が晴れの日は、絶好の車査定日和ともいえる。オーナーも査定員も気持ちよく査定を受けられるはずだ。晴れの日の車査定への関係性は以下の通りだ。

• 車が綺麗に見える
• 洗車の効果が出る
• じっくり時間をかけて査定できる
• 細かい傷が目立ちやすくなる
• 査定員の気分が良い

このように、一番しっかりと車を査定してもらえるのが晴れの日だ。車を常に大切に扱っている人、傷やへこみがなく常にしっかりと外装・内装とも掃除している人は晴れの日を選ぶといいだろう。

晴れの日だと車はピカピカに見えるし、オーナーは事前に綺麗に仕上げることも可能だ。それにより査定員の心証も良くなり、高評価を得られる可能性もある。ただ、傷やへこみがある人は誤魔化しがきかないということは覚えておいた方がいいだろう。

【天気：雨】車査定への関係性

車査定では雨の日に査定をするといい、という噂もある。実際に一番査定に影響が出やすい天候と言えるだろう。雨の日の車査定への関係性は以下の通りだ。

• 傷やへこみが見えづらい
• ワックスが水を弾いているのがわかる
• 下回りやエンジンルームのチェックがしづらい
• 泥ハネやタイヤの汚れで印象が悪い
• 見落としを加味して最初から査定額が低めになることも
• 事前の洗車は無意味

ただ、あくまで雨の日は傷やへこみが見落としやすいというだけであり、実際はプロの査定員は重大な傷やへこみを見逃すことはないのだ。むしろ、見落としの可能性も考慮して査定額が低めになる可能性もある。

【天気：曇り】車査定への関係性

曇りの日の車査定は、ハッキリ言うと可もなく不可もなく、という印象だ。曇りの日の車査定への関係性は以下の通りだ。

• 晴れの日よりも傷やへこみがわかりにくい
• じっくり時間をかけて査定・商談できる
• 洗車の効果があまりない

車をピカピカに洗車していても、曇りの日はそのメリットも感じにくい。その一方で晴れの日よりは細かい傷は分かりにくいかもしれない。ただし、時間をかけてじっくり査定できることもあり、実際は見落としもほとんどないだろう。

そもそも曇りの日で見落としてしまうような細かな傷はマイナス査定になることはほとんどないのである。見落としがほとんどないため、雨の日のように最初から査定額がマイナスされることもない。

車査定してもらうのにおすすめの天気は『晴れ』

では結果的に車査定を受けるにはどの天気の日がいいのかというと、一概には言えないがおすすめは晴れの日だ。確かに晴れの日に査定を受けると傷やへこみが目立ちやすくなるのがデメリットともいえる。

だが、査定員はこれまで何百台と査定してきたプロだ。そのため、雨の日や曇りの日でも傷やへこみの見落としはほとんどない。

また、査定の時はオーナーの事故歴を確認することだろう。そこで偽って後から判明すればそれは瑕疵担保責任に問われるのだ。

晴れの日なら見落としはほとんどなく、正しい車査定をしてくれるのだ。それでいて、晴れの日に査定をするのは査定員も気持ちがいいし、綺麗でピカピカの車を見れば心証も良くなりそれがプラス査定になることも考えられるのだ。

『時間帯』による車査定への影響

車査定は時間帯によっても多少なりとも影響があると言われている。車査定の時間帯は一般的に午前中か午後に分けられる。

ここでは午前中に車査定を受けることでの影響と、午後に車査定を受けることでの影響をまとめてみた。

【午前中】車査定をしてもらうパターン

午前中の車査定を受けることでの影響は以下の通りだ。

• 時間をかけてじっくり査定できる
• 即決を求められるケースが多い
• 予約通りの時間から査定を受けられる

車査定を午前中に受ける人は比較的少ない。そのため査定員も予約が少ないため査定をじっくりできる。

午前中に車査定をすると、午後からは他の業者にも査定を受けることができるはずだ。その査定額を聞いてから、結論を出してもいいだろう。逆に買取店からすれば、他の業者に査定されないよう即決を求めてくることも多いのだ。

ポイントは即決を求められても他の業者の査定額を聞くまでは契約しないことである。その日のうちなら査定額が変わることがないのだから、結論は午後からでも可能だ。

【午後】車査定をしてもらうパターン

午後の車査定を受けることでの影響は以下の通りだ。

• 混雑が予想できるので、予約時間に査定できないことも
• 査定員もじっくり査定できない
• 午前中に受けた他の査定額を交渉手段にしやすい

午後になると車査定を受ける人が多くなる。そのため、査定員は限られた時間で査定しなければいけないため、見落としが出てくる可能性はある。

季節や時間帯によっては陽が落ちていく時もあり、さらに査定しづらい環境になるだろう。さらに買取店にノルマがあれば、午後だとノルマのために高価買取できる可能性もあるだろう。

天気に関係なく高価査定を狙う”3つのコツ”

天気も査定に影響してしまう可能性はあるが、それとりも他の高価査定のコツを覚えておいた方がいいだろう。天気に関係なく高価査定を狙うには、主に3つのコツがある。このコツを覚えておくだけで、車が高く売れるはずだ。

【コツ1】外装と内装を査定前にキレイにする

どのような天気でも外装と内装は査定前にキレイにしておくことが重要だ。こまめに洗車・ワックスをしていれば、晴れの日はもちろん車が綺麗に見えるメリットがあるが、雨の日でもボディが雨を弾いてる様子を査定員が確認できるのだ。

内装は雨の日などはドアを開けたまま査定できないので査定しづらいが、それでも綺麗な状態にしていればプラス評価になることもある。

査定員も人間なのだから綺麗な車を見れば、整備が行き届いている、大切に乗っているという印象を与えられるはずだ。

【コツ2】純正のパーツに戻す

車は自分好みにカスタマイズする人も少なくないだろう。社外パーツなどで違法にならない程度に改造している人もいるだろう。だが、基本的にカスタマイズされた車は買取評価が低くなってしまいがちだ。

そのため、高価買取を狙うのであれば、車査定の際に純正パーツに戻し、取り外したパーツは別に売るといいだろう。

ただ、純正パーツに気軽に戻せない状態なら、お金をかけてまで戻す必要はなく、純正パーツがある旨を伝えると同等の評価は得られるはずだ。

【コツ3】車買取店が複数競合する”車一括査定”を利用する

車査定は天気に左右される可能性はあるが、それも査定員によってまちまちだ。また天気に関係なく、買取店によって車に対しての買取評価も違ってくるのだ。

そのため、高く買取してもらいたいなら複数の業者に査定してもらうといいだろう。ただ1社1社査定を依頼すると手間もかかる上に時間も無駄になる。

そんな時は車一括査定を利用するといいだろう。車一括査定を利用すれば、ある程度その車の相場もわかるし、買取店も他店に負けないよう高額査定を出してくるものだ。

まとめ

車査定が天気や時間帯に左右されるかどうかについては、正直全くないとも言い難い。だが、査定員はその道のプロであり、買取店の損益も担っているのだから、天気や時間帯で影響を受けることはほぼないだろう。

万が一のために、自分の車に適した天候や時間帯を選ぶのもいいが、それにこだわるよりも少しでも早く複数の買取店に査定してもらったほうがメリットは大きい。

天気や時間帯はおまけ程度に考えておき、まずは自分の車を高く買取してくれる業者を見つけるべきだろう。